2005-04-01から1ヶ月間の記事一覧

不連続的差異論関連

「四元数、回転」http://www12.plala.or.jp/ksp/mathInPhys/quaternion/ http://www.minc.ne.jp/~ryokan/vb5/vb508.html http://noos.ne.jp/forum3/data/noos/log/tree_147.htm http://toretate.fc2web.com/bgmath/2001/home223.htmlなお、以下はODA ウォッ…

近代の差異的過剰と資本主義:連差異資本経済

近代の差異的過剰と資本主義:連差異資本経済文化の胎動先の記事(差異の90度回転の意味:試論1)で、終わりの方で、現象化において生起する余剰について言及した。思うに、近代とは、現象化において生じるこの余剰である差異によるゆらぎを、差異ではな…

差異の90度回転の意味:試論1

差異と差異との境界が90度回転を意味するならば、また、メディア界へさらに直交的に90度回転するならば、その回転の意味は何なのであろうか。これは、差異と差異との関係にある種強度が発生し、そして、展開するということではないのか。境界強度との呼…

聖霊時代、相対性理論/量子論、差異革命

[不連続的差異論] 聖霊時代、相対性理論/量子論、差異革命 1)聖母マリアの受胎とは何か:コーラと聖母マリア:「イエス」とは何か:イシス・オシリス神話:折口信夫『死者の書』:聖母マリア・コーラに「受胎」した「イエス」はプラス強度をもっていた(…

特異性の起源と差異天使資本主義

[不連続的差異論] 特異性の起源と差異天使資本主義 私は、先に、特異性は差異を基盤にすると考えた。しかし、どうだろうか。精神と身体との共立態である自己の特異性とは、差異だけに基盤があるのだろうか。差異が身体に関わるならば、特異性は、精神にもそ…

プラトン、ニーチェ、ドゥルーズと不連続的差異論

[不連続的差異論] プラトン、ニーチェ、ドゥルーズと不連続的差異論 不連続的差異論とは、前三者を創造的に統一したものだろう。イデアは、知即存在になっているし、またニーチェ的に特異性をもっている。普遍かつ特異性である。そして、ドゥルーズの差異的…

精神空間について:自我の否定する特異性

感情とは何だろう。これは、わかっているようでいて難しい。傲慢な人物の言葉は、トゲがある。毒がある。この感情伝達を問題にしたいのである。これは、精神の暴力である。これを哲学したいのである。このことは、何百回も反復して、ほぼ答えは出たのである…

差異資本とは何か;試論1

[差異資本論] 差異資本とは何か:試論1 個体が、自我ではなくて、差異的個であるためには、差異的強度がなくてはならない。それは、個体内のゆらぎに存するものである。差異/境界の存在に発する。つまり、個体内のメディア界に臨むイデア界の存在である。…

身体と精神;差異と強度

[不連続的差異論] 身体と精神:差異と強度 先に、身体をメディア界として、自我の発生を考えた。そのとき、不連続的差異を掩蔽するものとして自我があった。そして、不連続的差異に精神を見たと言えよう。ならば、身体と精神は同じものとなるだろう。ここで…

プラトンのコーラについて:ネット空間はコーラではないか

[叡智学] プラトンのコーラについて:ネット空間はコーラではないか ネット空間とは、多様な、異質なものを平気で、併存させる空間であり、ある意味で、無差別である。これは、プラトンが言う「コーラ」とほぼ等しいように思う。差異共立の空間は、充分、「…

多元的差異経済:メディア界的通貨の可能性

多元的差異経済:メディア界的通貨の可能性 社会、自然、人間には、多種多様な差異があり、それを一元化するのは、当然誤りである。しかし、資本の論理は通常一元論的であり、差異を無視する。ここに、資本主義経済の問題点がある。すなわち、連続性の資本主…

ポスト近代資本主義としての不連続的差異IT経済

今は余裕がないので、簡単に触れると、デカルトのコギトの意味に関係するのだが、「わたし」とは何かという問題でもある。連続的同一性である「言語」を通してアイデンティティ(identity:同一性)を形成するということは、欲望がそれと一体となっているた…

不連続的差異経済学、フジ/ライブドアの争いを超えて、他

[経済][不連続的差異論] 不連続的差異経済学:試論1 結局、多様な差異があるのである。一人一人が差異である。そして、この差異の共存態としての「経済」があるべきであるが、現在の資本主義は、「弱肉強食」である。私は、法制によって、資本主義を不連続…

差異と自我:二つの資本主義の戦争

[不連続的差異論][経済] 差異と自我:二つの資本主義の戦争差異的個体にとっては、民族や国家や共同体(会社)を含めて、それらは帰属する対象ではない。差異は差異である。単独的、特異的個である。自我とは、何かモデル・雛型になるものを鏡にして成立する…

フジテレビ対ライブドア戦争:『帝国』、ノマッド、マルチチュード

[経済] フジ対ライブドア戦争:『帝国』、ノマッド、マルチチュード 問題は、後者は新自由主義なのか、前者は新自由主義ではなかったのか等々のことである。この問題は捻れている。というか、複雑である。私が民族国家資本主義と呼ぶものを前者は形成してい…

差異とゆらぎ:身体と特異性:IT化と差異市場経済

[不連続的差異論] 差異とゆらぎ:身体と特異性:IT化と差異市場経済 問題は、差異を明確に定義することである。イデア界に複数の不連続的差異があり、それが、メディア界を経て、連続的に現象化する。現象的個体性が形成される。現象的個体とは、自我的であ…

なぜ、差異平面は(らせん)回転するのか、黄道十二宮の分析

[不連続的差異論] なぜ、差異平面は(螺旋)回転するのか:試論1 この問題は、メディア界化し、現象化するのかと言い換えることもできる。回転モーメント、回転強度が生じるということである。思うに、原点の正五角形/ペンタグラムにおいて差異間に「力」…

差異と強度について、「星座」とは何か:占いとは何か

[不連続的差異論] 差異と強度について 差異とは知即存在である。これは、精神/身体に変換できる。結局、なにかすぐれたものとは、両面の均衡をもっているものである。知性中心とは無知である。また、感性中心も無感性であろう。そうではないのである。偉大…

太陽系と差異:5,10,プラトン年25920

[不連続的差異論] 太陽系と差異:5、10、プラトン年25920 四柱推命の十干十二支から、10という数字を検討してきたが、かなり重要な数であることが判明してきた。真脇遺跡の環状木柱列は10本の柱からできているのである。5を差異として、それに…

太陽系の差異について:太陽と月の二元論

[叡智学] 太陽系の差異と四柱推命:試論の試論1&2 「太陽系の差異と四柱推命:試論の試論2」 数字で言うと、月の12に対して、5、2があるだろう。つまり、12×5=60という時間の単位数が形成されるから。だから、十干とは、やはり、5×2=10の…

太陽系の差異について:太陽と月の二元論

太陽系の差異について:太陽と月の二元論 まず、身体のメディア界性から再確認していこう。身体は、ゆらぎの場であり、不連続的差異と連続的同一性とがゆらいでいるのである。これが身体のメディア界性である。しかし、連続的同一性とは擬制であることに注意…

有利子/マイナス利子相補通貨体制、市場経済と不連続的差異通貨「ら

[経済] 二つの差異通貨:有利子/マイナス利子相補通貨体制 有利子通貨は差異の新たな連結を生み、新価値を創造する。しかるに、それは、連続同一性資本に転化するのである。だから、これとの均衡を取るために、マイナス利子通貨の使用が必要となるのである…

差異の市場経済、平和と経済

[メディア][経済] 差異の「市場経済」 「差異の「市場経済」思うに、これが核心ではないかと思います。単なる差異の共存社会では、「社会主義」経済です。差異と差異との市場・交換対話、ここに創造の原点があるのではと思います。だから、極論すれば、差異…

利子と時間:円環、直線、らせん

先史の母権社会は自然的循環=円環の時間の社会であろう。それは、A→B→C→D→Aという動きをする。四季である。貨幣経済が、もしあったとしても、無利子であろう。生産された穀物は、保管しても、ときが立てば、腐ったり、黴が生えたり、乾燥してしまう。だから…

女性と男性の差異について:試論4:差異経済論

[不連続的差異論] 女性と男性の差異について:試論4:差異経済へ 反復して考えよう。男性の「差異」が、メディア界から現象界へと連続的同一性へと発現する方向・指向をもつのに対して、女性の「差異」は、現象界からメディア界へのゆらぎへといわば回帰す…

差異相補通貨の可能性:試論1

[経済] 法定相補通貨の可能性:試論1 もし、政府、国家が、あるいは日銀が、有利子経済の円と無利子(またはマイナス利子)経済の「らせん」という通貨を発行したらどうだろうか。思考実験してみよう。銀行は、「らせん」をもっていても、有利子にはできな…

差異相補経済について:差異/強度相補性:試論1

[経済] 差異相補経済について:差異/強度相補性:試論1 差異経済ないし共差異経済について、さらに検討を深めたい。先ず、作業仮説として、男性はプラス・エネルギー(正の強度)があり、女性はマイナス・エネルギー(負の強度)があるとしよう。また、前…

ITとメディア界:共通点とその今日的核心性

[不連続的差異論] ITとメディア界:共通点とその今日的核心性 今簡単に触れると、ITあるいはインターネット・メディアとは、個と個とを、あるいは差異と差異とを交通する媒体である。ブログが正に典型であろう。ここでは、個体は不連続的差異となるのだ。そ…

経済のゆらぎとは何か:メディア界と差異資本

[経済] 経済のゆらぎとは何か:メディア界と差異資本 人間の場合、ゆらぐとは、不連続的差異と連続的同一性の間でゆらぐということである。では、経済の場合はどうであろうか。経済の場合、ゆらぎとは、なにか頼りないように感じられるが、そうではない。創…