2006-08-01から1ヶ月間の記事一覧

連続・同一性自我は、何故、全体主義的になるのか:自我絶対的暴力と

連続・同一性自我は、何故、全体主義的になるのか:自我絶対的暴力とは内在超越的暴力・狂気である。 テーマ:差異と同一性 これについては、ある意味では、検討済みではあるが、ここで、明確にしたい。 連続・同一性自我・近代的自我は、差異・他者を否定・…

「わたし」という絶対的単独性と多元的差異共振の世界

今は、簡単に触れるが、「わたし」は、不連続的差異であり、まったく単独的である。ライプニッツのモナドは、窓がないが、不連続的差異には、窓はあるが、絶対的単独性である。窓は、零度差異共振性である。そして、この共振性は、コスモスを形成する。しか…

連続・同一性の指向性(+エネルギー)は身体的成長力ではないのか:

連続・同一性の指向性(+エネルギー)は身体的成長力ではないのか:極性エネルギーの反転と近代的反動 連続・同一性指向性=プラス・エネルギーは、身体的成長力で、不連続的差異指向性=マイナス・エネルギーは、身体的老化力ではないだろうか。そして、精…

同一性自我狂気の分析:弱差異同一性自我西洋文明と強差異自我コスモ

同一性自我狂気の分析:弱差異同一性自我西洋文明と強差異自我コスモス新文明の「ハルマゲドン」 テーマ:差異と同一性 先に、「ある狂人の分析:現代日本の機械・メカニズム/同一性自我狂気は、どこから発生したのか 」 http://www.doblog.com/weblog/mybl…

強い差異と弱い差異とは、零度エネルギーの強弱から生まれる

強い差異と弱い差異とは、零度エネルギーの強弱から生まれる テーマ:差異と同一性 以下は、「強い差異と弱い差異」の後記を独立させたものです。 http://ameblo.jp/renshi/entry-10016108918.html____________________________…

強い差異と弱い差異

強い差異と弱い差異 今は、とりあえず、簡単に触れておこう。 これまで、主に、メディア界の極性エネルギー論でこの問題を考えてきた。それは、プラス・エネルギーとマイナス・エネルギーの極性論である。即ち、プラス・エネルギーは、連続・同一性を形成し…

資本主義の問題点:投資中心主義批判:投資-復資極性経済:双極資本

資本主義の問題点:投資中心主義批判:投資-復資極性経済:双極資本主義へ向けて テーマ:政治・経済 炊事をしているが、誰でもやる人は分かると思うが、後片づけ、汚れた食器を洗う作業が面倒でたいへんなのである。これは、単に物理的な負担だけでなく、精…

ホワイトヘッド哲学批判:ホワイトヘッド哲学は、致命的に、連続性の

ホワイトヘッド哲学批判:ホワイトヘッド哲学は、致命的に、連続性の哲学だ:'feelings'批判 This account of 'presentational immediacy' presupposes two metaphysical assumptions: (i) That the actual world, in so far as it is a community of entiti…

プラス・エネルギー「遺伝子」と零度「遺伝子」:サル人類の彼岸

プラス・エネルギー「遺伝子」と零度「遺伝子」:サル人類の彼岸 以前、劣弱な差異と高貴な差異の二元論を提起したが、これは、それほどおかしい考えではないと思える。 とまれ、問題は、父権主義と母権主義の問題である。神話学的に、人類学的に、考古学的…

ジョン・ロックの哲学:力について

ジョン・ロックの哲学:力について テーマ:ホワイトヘッド哲学 ★"In this latter notion, Locke adumbrates both the ontological, and also the principle that the 'power' of one actual entity on the other is simply how the former is objectified i…

”eternal objects”(永遠の対象・客体)

"eternal objects"(永遠の対象・客体) テーマ:ホワイトヘッド哲学 ★プラトニック・フォームを、誤解を避けるために、ホワイトヘッドは、eternal objectsと呼ぶことにした。P&R p.44An eternal object is always a potentiality for actual entities; ... …

コスモス史という新歴史観の仮説

コスモス史という新歴史観の仮説 テーマ:ID(インテリジェント・デザイン)理論 先に、差異共振シナジー界(メディア界)の極性エネルギーの変化による、コスモスの「歴史」ないし「進化」について示唆したが、ここで、少しそれを考えてみたい。 先に、次の…

同一性・イデオロギー自我の利己的欲望の構造について:同一性自我と

同一性・イデオロギー自我の利己的欲望の構造について:同一性自我と差異自我 先に、同一性志向とイデオロギーが結びつくことを明らかにした。即ち、イデオロギーと連続・同一化して、原点の零度差異共振シナジー事象を、否定・排除・隠蔽する現象自我主義が…

新しい境界へ向けて:差異共振精神界と連続・同一性現象界

差異共振コスモスが現象界の根源としてあるし、それは、人間や自然の内在超越次元として潜在していると考えられる。「心」とか、「倫理」、「道徳」は、ここから発して、意識合理化されたものだろう。そう、自然道徳とはあるだろうか。これは微妙である。原…

ホワイトヘッド哲学のリンク集

ホワイトヘッド哲学のリンク集 テーマ:ホワイトヘッド哲学 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%AB%E3%83%95%E3%83%AC%E3%83%83%E3%83%89%E3%83%BB%E3%83%8E%E3%83%BC%E3%82%B9%E3%83%BB%E3%83%9B%E3%83%AF%E3%82%A4%E3%83%88%E3%83%98%E3%83%83%…

現象知覚の問題:三次元空間と精神空間

現象から出発して考えよう。 「わたし」は、木立を見ているとしよう。その木立は、三次元で空間記述できるだろう。しかし、時間次元を考えると、それにプラスしないといけない。 木立の枝の葉を考えよう。それは、今は、緑で、みずみずしく茂っている。しか…

差異共振界と現象界の関係構造に関する一試論

差異共振界と現象界の関係構造に関する一試論 テーマ:新イデア・共振シナジー理論 差異共振シナジー界が現象化するのであり、この現象界において、多様な物体が運動したり、生成消滅したりしているのである。この現象時空間の、これらの運動や生成は一体ど…

現象とコスモス:時空間と超時空間:光と超光

現象とコスモス:時空間と超時空間:光と超光 テーマ:新イデア・共振シナジー理論 単純なところから考察しよう。 「わたし」が眼前に見る現象界は、何であろうか。例えば、今、「わたし」が眼前に木を見ているとしよう。この木は、確かに、「わたし」との間…

近代的自我と差異:同一性志向性・投影による主客分化現象化

近代的自我と差異:同一性志向性・投影による主客分化現象化 テーマ:差異と同一性 差異を否定・排除する近代的自我は、差異を差異として見ずに、差異に同一性を当てているのであるが、逆に言えば、差異の存在は前提となっているのである。差異の存在を、否…

「わたし」の他者である潜在意識について:「わたし」と特異性:そし

「わたし」の他者である潜在意識について:「わたし」と特異性:そして、時間について テーマ:自我/個 潜在意識とは何だろうか。それは、「わたし」の主体のようなものではないのか。通常、日常、「わたし」は、五感を介して、現象を知覚・意識している。…

一神教と近代主義について:一神教と近代主義のポジティブな面は何か

一神教と近代主義について:一神教と近代主義のポジティブな面は何か:超越神と内在的超越性テーマ:一神教/多神教Mon, July 31, 2006 20:38:37旧約聖書から見る限り、ヤハウェは、ユダヤ民族が、偶像崇拝を行っているのを忌み嫌い、懲らしめたのである。金…