2006-02-01から1ヶ月間の記事一覧

特異性とコギト/スム:メディア界・メディア空間の3層併存性:特異

特異性とコギト/スム:メディア界・メディア空間の3層併存性:特異性・相補性・同一性の併存空間 直観では、「我在り」=身体は、「知」をもっている。「我思う」=心の「知」とともに2つの「知」があることになる。この二重性をどう捉えるべきか。 端的…

ポストモダン時代の近代的自我という「精神病」とポストモダン革命の

ポストモダン時代の近代的自我という「精神病」とポストモダン革命の構造 (ポストモダン時代における近代的自我という「精神病」の構造分析:その2:不連続的差異論の視点から) 本件について、先に、賦活された《メディア》エネルギーを、近代的自我は、…

不連続的差異論の図式

不連続的差異discrete or discontinuous differenceをdd、連続的差異をcontinuous differenceをcdと記号化する。/は、境界であり、≈は、ゼロ度による共鳴・共役性であり、intはintegralの略で、積分である。IM 境界とはイデア/メディア境界で、MP境界…

言葉と心:知と心:現代日本における情操・教養教育、想像力の欠落:

今ベストセラーの藤原正彦氏の『国家の品格』の中で、実際的には役に立たない教養が、構想力を生むようなことが書かれていた。これは、コロンブスの卵であった。現代日本の問題は、経済的合理性を求めるあまり、情操・教養・想像力という社会・文化の「土」…

《イデア》とは何か:《理念》とは心(倫理)と知性との統一である:

《イデア》とは何か:《理念》とは心(倫理)と知性との統一である:イデア・ポストモダンへ向けて《イデア》あるいは《理念》というと、抽象的で、冷たいものと考えられるだろう。しかし、不連続的差異論において、《イデア》あるいは不連続的差異とは、冷…

生命と不連続的差異論:±エネルギーとゼロ度差異共立エネルギー

生命を不連続的差異論から見たらどう説明できるだろうか。思うに、生命とは《メディア》化ではないだろうか。不連続的差異がゼロ度で連結・連続化される。n個の不連続的差異がゼロ度連結・連続化する。ここで、差異等分割法則が作用するだろう。正n角形の…

西洋文明の終焉と新地球・ガイア文明の創造へ向けて:不連続的差異論

西洋文明の終焉と新地球・ガイア文明の創造へ向けて:不連続的差異論という文理統一理論の創造 藤原正彦氏は、『国家の品格』(新潮選書)で、論理と情緒を対立させているが、私見では、知魂ないし知心魂ないし知心魂身体があり、心を中心に、知性の極と魂性…

マイケル・ポランニーの暗黙知と不連続的差異論:toxandria氏の考察

マイケル・ポランニーの暗黙知と不連続的差異論:toxandria氏の考察に基づいて 先に、toxandria氏のマイケル・ポランニーの暗黙知や「dynamo-objective coupling」の概念が、不連続的差異論と共通するものがあるのではないかと述べたが、ここで、それについ…