2006-01-01から1年間の記事一覧

連続的差異と同一性:近代の終焉と新東洋文明

写真と精神:精神的視覚と「写実」:同一性主義批判と新東洋文明曙光(はてなダイアリーから) テーマ:日本再生・東洋ルネサンス計画 先に、映画 と精神 について、簡単に言及したので、ここで、本件について簡単に触れたい。もっとも、これは、芸術 と精神…

連続的差異と同一性:近代の終焉と新東洋文明

連続的差異と同一性:近代の終焉と新東洋文明 テーマ:多極化/脱近代西洋/東アジア 今は、簡単に触れるに留めるが、私が問題にしたいのは、先に述べた不連続的同一性と連続的同一性の問題である。領域で言えば、メディア/現象境界の事象である。これは、…

(i)・(-i)というプラトニック・シナジー界の内包する意味:イデア界

(i)・(-i)というプラトニック・シナジー界の内包する意味:イデア界の位置づけと二つの同一性 テーマ:プラトニック・シナジー理論 先にKaisetsu氏が提起された自己認識方程式、即ち、(i)・(-i)⇒1は、オイラーの等式や黄金比、等に匹敵する、否、それ以上の…

「イデア」(=差異共振イデア)と「物質」との関係:あるいは、「物

「イデア」(=差異共振イデア)と「物質」との関係:あるいは、「物質」とは何か:「もの」と物質V4テーマ:PLATONIC SYNERGYKaisetsu氏の以下の論考は、コメントされているように、本件の考察と共通するものがある。http://ameblo.jp/renshi/entry-100189…

同一性自己の他者否定について

同一性自己が何故、他者を同一性化するのか。他者・差異に同一性自己を押しつけて、他者・差異を無化するのであるが、その力学を考えよう。この点については、以前に検討済みであるが、確認のため考察しよう。 同一性自己(近代的自我)は、自己自身の差異を…

検討問題:同一性自己・近代的自我あるいは自己愛性人格障害について

これまで、本件については、何年も反復、考察してきて、既にある結論には達しているが、 まだ、言い足りないものがあるように思える。 病的な同一性自己=自我なのであるが、そう、病的な傲慢さ・尊大さ・僭越さ・猛々しさ、等々なのであるが、 まだ、ポイン…

現代日本の亡神的エゴイズムとプラトニック・シナジー理論

現代日本の亡神的エゴイズムとプラトニック・シナジー理論 テーマ:ポスト近代的自我/ポスト近代合理主義 先の考察から、現代日本の狂気が、亡神によることが判明した。これは、一つのブレイクスルーに近い考え方であろう。戦後日本、天皇が人間宣言をして…

《神》について:《神》は《存在》するが、近代主義は殺神を行った:

《神》について:《神》は《存在》するが、近代主義は殺神を行った:《神》の復活 テーマ:ポスト近代的自我/ポスト近代合理主義 初めに、コトバありき、とは、あまりに有名なヨハネの福音書の冒頭言。しかし、原語のギリシア語では、コトバではなく、ロゴ…

《モダニズム》の時代の「エネルゲイア」の意味について:あるいは、

《モダニズム》の時代の「エネルゲイア」の意味について:あるいは、アメリカ主義の崩壊・終焉ver3 テーマ:ポスト・アメリカ 《モダニズム》の時代とはずれるが、その時代に発見されたアメリカの大作家ハーマン・メルヴィルを、挙げておかないのは、不手際…

何故、輪廻転生があると思うのか

何故、輪廻転生があると思うのか テーマ:PLATONIC SOPHIENCE 先の考察から、輪廻転生はなくなった。では、どうして、人は、それがあると感じるのか。それは、永遠の「感情」をもつからではないだろうか。メディア界は、永遠界である。スピノザの永遠の相は…

不連続的差異イデアと「心」と唯物分子生物学:差異共振シナジー様相

不連続的差異イデアと「心」と唯物分子生物学:差異共振シナジー様相としての自己・人間種 テーマ:人間の発生 以下の本は、toxandoria氏のサイトの一つ(『レンブラントの眼』 http://www1.odn.ne.jp/rembrandt200306/ ?)に紹介されていたもので、未読で…

イエス・キリストについて:プラトニスト・イエスと聖パウロのキリス

イエス・キリストについて:プラトニスト・イエスと聖パウロのキリスト教:ポスト・キリスト教の新世界 ここで、「神」をプラトニック・シナジー理論から理論化しておくと、イデア界の神とメディア界の神の二種類があると以前述べたが、前者はカオスに、後者…

イエス・キリストについて

ここで、「神」をプラトニック・シナジー理論から理論化しておくと、イデア界の神とメディア界の神の二種類があると以前述べたが、前者はカオスに、後者はコスモスに相当するだろう。しかし、このカオスはコスモスを生む秩序性をもっているのである。いわば…

検討課題:貨幣と差異

検討課題:貨幣と差異 テーマ:差異通貨・貨幣論 Kaisetsu氏が説くように、貨幣の起源を、王権的なもの、つまり、王権の観念・概念像として、考察を始めよう。思うに、ここには、普遍性、一般性、特異性が現れている。普遍性は、王権的観念・概念である。そ…

「君子豹変す」とは言われるが、安倍首相のアジア外交は多極化路線で

「君子豹変す」とは言われるが、安倍首相のアジア外交は多極化路線であるが、問題は経済であろう。 テーマ:日本の政治/ポスト小泉 「君子豹変す」とは言われるが、安倍首相のアジア外交は多極化路線であるが、問題は経済であろう。安倍首相は、首相以前は…

NHK時計

> ※この時計の時刻は、閲覧しているパソコンのものであり、必ずしも正確な時間とは限りません

ネオプラトニズム

ネオプラトニズム 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 移動: ナビゲーション, 検索 ネオプラトニズム (Neoplatonism) は、紀元3世紀ごろに生まれた哲学思想で、ルネサンス期にイタリアでも再び盛んになった。新プラトン主義と訳されること…

俳句&川柳

俳句&川柳 テーマ:詩・俳句・連詩 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%94%BB%E5%83%8F:%E6%B0%B4%E9%9D%A2%E6%B3%A2.jpg 目を瞑り海鳴を聞く砂の浜 川土手の風心地よき鎮守の杜 玉の音に蛙の混じる窓辺なり 人間のイデアは一つか個のイデア 田舎なり大きな…

イデア叡知光と阿弥陀如来

イデア叡知光と阿弥陀如来 テーマ:PLATONIC SOPHIENCE 先に、イデア叡知光の問題を考察し、差異面の光と同一性面の光の2つの光の極性があり、併せてイデア叡知光と考えた。この問題は、実に本質的で、核心的である。 ここで、基本から考えよう。1/4回転…

イデア叡知文明とプラトニック・シナジー文明について、その他

イデア叡知文明とプラトニック・シナジー文明について テーマ:PLATONIC SYNERGY 私は、先に、かつて、プラトニック・シナジー文明があったと述べた。例えば、プラトンの『ティマイオス』で言及されている「アトランティス」の文明がそうではないかと示唆し…

プラトニック・シナジー音楽としてのビートルズ音楽:プラトニック・

プラトニック・シナジー音楽としてのビートルズ音楽:プラトニック・シナジー文明の創造 テーマ:音楽/ポップス http://en.wikipedia.org/wiki/Image:Liverpool_2008_Flag.jpg 今、ある目的から、ビートルズを聴き返しているが、今更感じるのは、その多様性…

イデア光と太陽光について:イシス・オシリス神話と父権的太陽神:ポ

イデア光と太陽光について:イシス・オシリス神話と父権的太陽神:ポスト・一神教 テーマ:ソフィエンスsophience ここでも、直観から話していこう。 イデア光とは、内在する精神の光、コスモスの光である。それが、現象光へと展開している。(今日は好天で…

ヴィジョン、美、光に関して

今日、電車の車内で、思った。 美とは、私の内奥にあるのだ。それを、外的他者に投影しているのだ、と。そして、帰途の道路を渡りつつ、光は、やはり、内なる光の、いわば、表皮として、存すると。 やはり、プラトンの考えは正しいのだ。イデア界があるので…

世界の変化について:世界革新の問題:ポスト唯物論・ポスト西洋と超

世界の変化について:世界革新の問題:ポスト唯物論・ポスト西洋と超次元的世界観 テーマ:メタ・モダン進化meta-modern ブッシュのタカ派的政策の行き詰まり、それへの批判が、USA国内で、高まり、また、ブッシュに同調したブレアが退陣することになり、ま…

「アイデンティティ」又は、自己基盤の問題:デカルト哲学と「スム」

「アイデンティティ」又は、自己基盤の問題:デカルト哲学と「スム」の不連続化というブレークスルー 「アイデンティティ」とは何だろうか。これは、有り体に言えば、自己優越性のことではないだろうか。逆に言えば、自己劣等感である。もう少し、丁寧に見て…

正気教へ向けて:キリスト教が、現代の狂気の原因である

正気教へ向けて:キリスト教が、現代の狂気の原因である テーマ:ポスト・キリスト教 現代日本の狂気は、また、世界の狂気は、はっきり言って、キリスト教が原因であると私は考える。キリスト狂である。あるいは、ユダヤ・キリスト狂である。なぜなら、これ…

同一性自我狂気病、自我精神病(自己愛性人格障害)について:超越論

同一性自我狂気病、自我精神病(自己愛性人格障害)について:超越論的構造におけるポストモダン事象 テーマ:ポスト近代的自我/ポスト近代合理主義 自己愛性人格障害という名称は、生ぬるいと思う。自我狂気病(同一性自我狂気症)と呼ぶのが適切・的確だ…

自己愛性人格障害について:人類の退化と超次元知的存在の進化

自己愛性人格障害について:人類の退化と超次元知的存在の進化 自己愛性人格障害という視点は、実に、現代の自我の病理をうまくつかんだものであり、その原因の説明もいちおう整合性をもっているように思えるが、私の疑問は、根本的にこの障害は、人間として…

自己愛性人格障害と近代的自我:超越的連続・同一性構造と超次元知的

自己愛性人格障害と近代的自我:超越的連続・同一性構造と超次元知的存在の新創世記 テーマ:ポスト・ユダヤ/キリスト教西洋文明 自己愛性人格障害や境界性人格障害に関しての説明を少し読んだが、根本において、親から見捨てられる不安から、発症するよう…

キリスト教を脱構造化する:「光」の連続・同一性自我化としての「

キリスト教を脱構造化する:「光」の連続・同一性自我化としての「イエス・キリスト」批判 テーマ:ポスト・ユダヤ/キリスト教西洋文明 『ヨハネの福音書』の冒頭はきわめて興味深い。「初めにロゴスありき」として、不連続的差異論/プラトニック・シナジ…