「君子豹変す」とは言われるが、安倍首相のアジア外交は多極化路線で

「君子豹変す」とは言われるが、安倍首相のアジア外交は多極化路線であるが、問題は経済であろう。


テーマ:日本の政治/ポスト小泉


「君子豹変す」とは言われるが、安倍首相のアジア外交は多極化路線であるが、問題は経済であろう。安倍首相は、首相以前は、タカ派として、外交は小泉路線を踏襲すると一般には思われたようだが、多極化の潮流に即して、自身の考えを抑えて、アジア友好路線へ変更したと言えよう。
 靖国問題へは、小泉路線を否定して、これまでの日本政府の反省路線を継続したことになる。これは、妥当な路線で評価できるが、問題は、経済である。植草一秀小野寺光一氏は、緊縮財政を懸念されている。ここは、微妙な問題である。私は、判断する資料がないので、是非については、保留しておき、動きを見ていきたい。
 竹中氏や飯島氏の存在が、どれほど、影響するのか、・・・。


参考1:


竹中「院政」の影におびえる業界人たち
2006/10/ 6 このエントリーを含むはてなブックマーク はてなRSSに追加 この記事を含むECナビ人気ニュース

竹中平蔵総務相の下で副大臣を務め、通信と放送の融合の方針を出した。私はそれを実行に移し、改革をさらに進めていく」――。安倍晋三 新政権で抜擢された菅義偉・新総務相が就任以降、連発する「竹中路線の踏襲」発言に通信・放送業界ではその真意を測りかね、早くも「院政」の声も出ている。

http://www.j-cast.com/2006/10/06003275.html


参考2:「
第51回
竹中氏辞職の真相
辞職はポストを失ったから

 去る9月26日に小泉内閣は総辞職したが、竹中平蔵総務大臣は、参議院議員も辞職すると、同日、扇千景参院議長に議員辞職願を提出した。

 ホームページでも、竹中氏は「わたしの政界での役割はあくまでも小泉首相を支えることであり、小泉内閣の終焉と共にわたしの役割も終わった」と語っている。

 しかし、不思議なことが二つある。

 一つは2年前の参院選で当選したときには、会見で「国会議員として構造改革を推進したい」と主張し、「一度議員になったら途中で投げ出すことはしない」と明言したのである。辞めれば、竹中氏に投票した72万人を裏切ることになるだろう。

 もう一つは、役割は終わったと言いながら、「今後は民間人の立場から、引き続き新政権および日本のために貢献していきたい」と語っていることだ。」
http://www.nikkeibp.co.jp/sj/column/o/51/index.html


財務省の逆鱗に触れたのか

 この財政論争について、わたしは基本的には竹中前大臣の方が正しいと思う。だが、与謝野前大臣には強力な味方がいた。自民党中川秀直・前政調会長である。2人が手を組んで、自民党主導の政策決定に戻したのだ。それを裏で支えたのが財務省である。

http://www.nikkeibp.co.jp/sj/column/o/51/03.html


格差拡大路線の修正も

 もう一つ、竹中前大臣が追い出された理由は安倍政権の軌道修正の可能性だ。

 安倍政権は「再チャレンジ推進社会」を標榜し、野放図な格差拡大はよくないといっている。わたしは当初、ウソではないかと思っていたが、ここに来て信憑性が出てきた。 」
http://www.nikkeibp.co.jp/sj/column/o/51/04.html
_____________________________________

「北核実験6カ国協議で解決」日中首脳合意 … 安倍首相今日訪韓



安倍晋三日本首相と胡錦涛中国国家主席が8日午後、北京で首脳会談を行った。

両首脳は最近核実験の動きを見せている北朝鮮に対して深い懸念を示すとともに核実験を断念させるために両国が協調することで合意した。また北朝鮮核問題を6カ国協議の枠組みで対話により解決していかなければならないというのことでも意見を同じくした。

両国は会談後言論発表文で▽6カ国協議再開推進▽対話と協議を通じた韓半島非核化実現▽北東アジア平和安定のための共同努力−−を再確認した。劉建超中国外交部スポークスマンは記者会見で「6カ国協議の窓はまだ開かれており、中国は関連国が冷静、かつ慎重な態度を維持しながら6カ国協議が再開されなければならないという点を強調した」と述べた。

安倍首相は会談で胡主席に国際関係で両国が共通の利益を追求する「戦略的互恵関係」の構築を申し入れると胡主席はこれに同意した。また、胡主席温家宝首相の日本訪問を提案、中国側はこれを受入れた。中国首脳部の日本答礼訪問が行われれば5年間、冷却関係だった両国関係が完全に復元されることを意味する。

安倍首相はこの日の夜、北京に滞在した後9日午前10時(日本時間)ソウルに向けて出発、盧武鉉ノ・ムヒョン)大統領と首脳会談をする。

これと別に日本は米国と共同で対北圧迫を強化する措置を講じている。米国政府は韓半島周辺の公海上で核関連物質を積載した疑いがある北朝鮮船舶を検問する案に関して日本と協議に入ったと日本メディアが8日報道した。

一方、国連安全保障理事会は6日(現地時間)北朝鮮に対して核実験計画を断念することを促す議長声明を採択した。

北京=劉光鍾(ユ・グァンジョン)特派員


http://japanese.joins.com/article/article.php?aid=80555&servcode=500§code=500