近代的合理自我主義という悪魔:ニッポンの岐路

戦後、アメリカ主義を取り入れて、日本は経済を強化した。しかし、教育は、近代的合理自我主義である。これは、即物的知性であり、精神性が欠落している。すなわち、理性が欠落している。精神性の排出隠蔽がある。これは、自己中心的であり、エゴイズムである。これは、社会を破壊する。つまり、精神の暴力、悪意があるからである。すべて、自己のための演出である。きわめていかがわしいものである。このような悪魔的知性を生んでしまったことが日本の失敗である。とまれ、この悪魔的知性は、反射で生きているので、早晩、創造性を失う。問題は、差異への転換である。思うに、日本は、この世界的な差異的変容に取り残されるかもしれない。つまり、日本の衰退である。これは、大いにありうることである。私は民族主義者ではないから、日本が衰退して滅びるなら滅びていい。日本からのエクソダスで、海外で生活しようと思う。アホな日本とおさらばしていいのだ。結局、スピノザが説くように、自然の力はウソをつかないのである。差異に転換しないで、連続的同一性に固執すれば、衰亡である。