眠りと夢:眠っている間、「意識」はどこにあるのか

眠っている間、「意識」はどこに行っているのか。今朝、目覚めた瞬間、「意識」が、何か肉体を離れたところに行っていたと感じた。頭がおかしくなったと人は思うかもしれない。しかし、このような感じは、初めてではなくて、けっこう多いのである。シュタイナーは、睡眠中、「霊魂」は、霊界に行っていると言うが、私は霊界は認めない。私の考えでは、「意識」はイデア界に行っているのである。そして、「意識」とは、なんらかの差異/差異ではないだろうか。これが、肉体の差異/差異から離脱して(「幽体離脱」)、イデア界に行っているのではないだろうか。これは、まだ、作業仮説の段階である。もし、そうだとするなら、これは何を意味するのか。肉体は、「意識」を失い、正に休んでいるのだろう。では、イデア界に帰還した「意識」は何をしているのか。私の考えでは、イデア界の「意識」は、思考しているのだ。昼間学んだこと等を整理しているのだ。そう、データを整理して、創造しているように思う。この眠りにおけるデータの創造的処理によって、智慧が形成されるのだろう。そして、肉体がリフレッシュされると、「意識」が肉体へ、現象界へ帰還するのだ。