官僚支配からの脱出でニッポン再建

[経済] 官僚支配からの脱出でニッポン再建(藤原雄一郎著)

http://park5.wakwak.com/~inox/smelma/melma0005JW.htm

資本主義のもつ権力である「カネ」に群がるハイエナたちの巣窟。結局、カネがすべてだと思っている。しかし、カネの権力とは別に、実はイデア界の強度が存しているのである。何を世迷い言と言われるかもしれないが、それは真実である。これは、資本自由主義ではなくて、経済民主主義を目指す。前者を後者に変換する叡智や技術があるはずである。国債等による国家の超膨大な借金がある。これは、成長・発展・拡大という資本主義理念によって、国家経済が運営されているから生じるものでもある。以前にも言ったが、差異共存共生という共生経済理念がありうるのであり、それは、共生通貨(無利子ないしマイナス利子通貨)を発行することになる。この共生通貨による国債ならば、利子がつかないし、借金は少なくなる。投資の概念が変わるだろう。成長投資ではなくて、共生投資となるだろう。これにより、イデア界の強度がより社会的に発動して、社会は共生化へと進むだろう。そう、社会共生主義経済である。経済理念のコペルニクス的転回が必要なのである。

cf. 共生経済
http://www.nhk.or.jp/ningenkoza/200502/tue.html