陰陽ガウス平面における−1の力学と+1の力学:収縮と拡散

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陰陽ガウス平面における−1の力学と+1の力学:収縮と拡散


テーマ:PS陰陽論:ガウス平面と陰陽論の統合


陰陽方程式凹i*凸i⇒±1における−1と+1とは何か
http://ameblo.jp/neomanichaeism/entry-11913696826.html


「 同一性は、−1に存する。それは、陽凸iによって陰凹iを同一化したものである。この同一性を不連続にするというのは、端的に、陽凸iと陰凹iの不連続性を認識することだろう。言い換えれば、原点=MP=こころを取り戻すきっかけとなろう。(というか、あらたに原点=MP=こころを形成するきっかけというべきだろう。)
 とまれ、以上のように考えると、実軸は現象身体、現象人体、現象個体と言えそうである。
 −1を含む左半円が光の世界、可視界で、+1を含む右半円が不可視界ではないだろうか。(海舌氏の人間認識図は、やはり、左右逆であろう。)
 デカルト心身二元論とは、−1=自我と+1=身体・物質(スム)の二元論ということで、原点=MP=こころが消失した理論と言えるのではないだろうか。(もっとも、松果体に両者の統合を求めたが、松果体は、原点=MP=こころに通じる、脳器官とは言えよう。)
 とまれ、実軸は、以上から見ると、存在のモデル、フラクタルのモデルと言えそうである。原子のモデルであるし、また、太陽系のモデル、人体のモデル等であろう。
 単純に言えば、−1=外部志向、+1=内部志向、原点=MP=こころ=調和志向と言えるのではないだろうか。」


先に以上のように述べたが、原子モデルで考えると、−1が原子核であり、+1が電子である。(水素原子を考える。)
 そして、−1は同一性であるから、一(いつ)を志向し、中心化する。思うに、原点=MPに近づくのである。
 そして、+1が陰陽共振調和であり、拡散拡大である。故に、原点=MPから離れる。
 つまり、−1⇒MP、 +1⇒−MP ではないだろうか。
 そして、−1が中心核となり、+1は陰陽回転によって、渦巻を描くのではないだろうか。台風の渦巻を考えもいいだろう。
 台風の目に向うのが−1であり、渦自体は、+1である。
 (ひょっとして、原子渦巻を考えるといいのかもしれない。原子核を中心とする円運動ではなく。)
 問題は、この原子が形成される空間である。原子渦巻は、ガウス平面で形成されるのだろうか。
 陰陽ガウス平面では、虚軸は、陰陽氣であり、それは、不可視である。だから、陰陽ガウス平面で原子渦巻を考えるのは、間違いだろう。
 やはり、現象平面や現象立体を考えるべきだろう。
 ここで、やはり、四元数を考えるべきなのだろう。
 実軸は、イデア的軸、哲学的軸である。理念的軸である。
 そして、四元数の平面において、原子渦巻が形成され、また、時間軸に沿って、垂直の軸が形成されて、螺旋が形成されるのではないだろうか。時間軸は、実軸であろう。
 そうすると、陰陽ガウス平面とは、氣的イデア平面であり、現象空間(三次元空間)のベースである。(ただし、現段階では、氣の上位に、霊魂界や神霊界を考えているが、今は措いておく。)
 ここで想起するのは、ドゥルーズの内在平面という考え方である。それは正しくは、氣的イデア平面である陰陽ガウス平面と見る方が正しいのではないだろうか。また、想起するに、シュタイナーは霊界が平面であると述べていた。
 とまれ、氣的イデア平面=陰陽ガウス平面を不可視の基盤として、現象三次元空間が形成されると見るのである。
 そして、実軸はイデア軸、理念軸であり、また、時間軸である。スペインのオルテガが、動的イデア(正しくは、生の理性)とか述べていたのを想起する。【だいぶ以前、次のように述べていた。「Media Pointの存在 をどう考えたらいいのだろうか。わかりやすく言えば、動的なイデアエネルゲイア )である。(ここで、オルテガ ・イ・ガセットの生の理性の概念 を想起する。)これは、一時的なものなのか、それとも、永続的なのか。」
構造と連続性:輪廻転生はあるのか - はてなダイアリー
そう、思えば、虚軸から実軸へと次元変換されると、そこには、生動性、動態性、ダイナミズムが生まれよう。アリストテレスで言えば、エネルゲイアである。これが、時間ではないだろうか。時間エネルギーである。そして、+の時間と−の時間があるだろう。−の時間は通常の過去から未来への時間で、+の時間は、未来から過去への時間ではないだろうか。
 とまれ、実軸において、イデア、現象モデルと時間が同時生起することになる。
 しかし、両者はどう結びつくのか。
 そう、やはり、動的イデア、動態的イデア、エネルギー的イデアエネルゲイアイデア、生の理性、つまり、時間的イデアを成しているのではないだろうか。動的イデアというか時間的イデアである。これが決定的ではないだろうか。
 そして、これが、三次元空間現象化すると考えられる。
 そして、それは、基本的には、現象平面では渦巻を、現象三次元空間では螺旋を描くと考えられる。
 現象平面の渦巻は既述の映画『スライブ』のアップル像の中心の渦巻を意味しようし、螺旋は、それに直交する螺旋像を意味しよう。


resurrectionのブログ
(THRIVE Japanese) スライブ―いったい何が必要になるのか - YouTube


結局、まとめると、陰陽ガウス平面=氣的イデア平面は不可視次元、高次元にあり、通常は認識されない。
 そして、陰陽ガウス平面の実軸が動的イデア=時間的イデアを意味し、それが、現象界の形成の基本的原動力である。
 そう、実軸のイデアはエイドスとも呼べよう。原型的ヴィジョンである。
 そして、虚軸はイデアイデアであり、いわば、プロト・イデア、祖イデア、原イデアである。
 そして、動的イデア=時間的イデアから形成される現象平面(渦巻)や現象立体空間(螺旋)であるが、それは、当然、物質的である。
 この物質の力学をどうみるのか問題である。
 今、作業仮説すると、実軸は動的イデア=時間的イデアと言ったのが、±1が基本単位であり、物質・物理性の単位にもなるのではないだろうか。つまり、実軸とは、イデアと物質の接点であるということになるのではないだろうか。あるいは、イデア即非・物質(原子、素粒子)である。
 だから、実軸とは実に不思議、奇妙なものである。
 いわば、イデア物質、イデア原子、イデア素粒子である。
 しかし、イデア即物質(原子、素粒子)ではないことに注意である。
 ということで、物質力学のベースはやはり、実軸に存するということに今作業仮説しておく。
 以上であるが、生成門氏の独特の実軸論がヒントになったようなので、記しておく。


追記:陰陽ガウス平面=氣的イデア平面であるが、それは、現象界から見ると、内在超越界に存すると言えよう。あるいは、現象界にそれは超越内在している、超越内包されていると言えよう。


追記2:シュタイナー系のエーテル空間であるが、それは、いわば、球面であるが、思うに、陰陽ガウス平面=氣的イデア平面とそれを考えられないだろうか。逆に言えば、陰陽ガウス平面=氣的イデア平面とは、球面であるということになる。


参照:

森のように深い @fractaleman68 · 23 時間

実軸だから物理的現実というのはこれまでの物理の影響である。発想を逆転させてMPが真理であるとして実軸をイデア的現実とする。そうすると実軸は精神と物質の二元現象になり、ガウス平面は認識であると解釈できるのである。そうするとMP=(Fv一定)⇒{F1*v1=-F2*v2}となる。


森のように深い @fractaleman68 · 24 時間

PS理論をホログラフィックの原理を応用して解釈できないだろうか。イデア=虚軸であるがMPをイデア界として実軸をイデアの本質とする。そこから虚軸が立ち上がりガウス平面が形成される。そしてそれがプラトンの洞窟=現象なのである。

森のように深い