三次元空間形成力学:秘数・フィボナッチ数列・等分割(=均衡)原理

三次元空間形成力学:秘数・フィボナッチ数列・等分割(=均衡)原理と次元転換力学を分離する


テーマ:PS陰陽論:ガウス平面と陰陽論の統合


フィボナッチ数列=秘数的次元転換:陰陽対極性から三次元空間への転換力学
http://ameblo.jp/neomanichaeism/entry-11911470994.html


先に以上のように書いたが、まだ腑に落ちない。整合性がないのである。陰陽ガウス平面から三次元空間の形成力学が数学化されていないのである。
 それまでのように四元数を使えば、数学化されるのであるが。
 暫定的、作業仮説的にはそれでいいようにも思われるのである。
 いちばんの問題は秘数・フィボナッチ数列による等分割・次元変換をベースにしていることである。
 等分割はいいにしても、次元変換が整合性がないのである。例えば、先に次のように述べた。


『pre-Aが秘数0段階、太極、太一、神界、神霊界

Aが秘数1段階、霊魂界、超虚数界、祖虚数界、

Bが秘数2段階、陰陽氣界、虚数界、親虚数界、

Cが秘数3段階、子虚数且つ実数界、三次元空間ないし四次元時空間界:四大原理と正三角形(と正四面体:追記)

Dが秘数5段階、太陽系7つの星(惑星と恒星)と黄道十二宮により、人体形成、正五角形、黄金比


Cまでならば、整合性があるが、Dとなると、そこは五次元でなくてはならないが、そうではないのである。
 だから、フィボナッチ数列・等分割(・均衡原理)と次元転換は分けた方がいいだろう。
 前者だけなら、整合性が生じよう。
 すると、問題は、後者の次元転換力学である。
 先に、次のように書いた。

 
太極両界曼荼羅現象方程式:
0(=∞)⇒凹I*凸I⇒凹i*凸i⇒±ijk=−+1


±ijk=−+1を三次元空間現象と見るのであるが、それでいいのではないだろうか。
 ただ、問題は、先に指摘したように、自然有機体力学が判明ではないことである。
 しかし、 これも先に述べたように、


凹i*凸i⇒±ijk=−+1


を自然有機体力学とすればいいのである。左辺の陰陽両極性から右辺の物質体が生成されると見るのである。ただし、身体自体は、全体である。おそらく、より正確に言えば、⇒が身体であろう。あるいは、氣的身体である。つまり、左辺の凹i*凸iが氣的対極性であり、⇒が氣的身体であり、右辺の±ijk=−+1が物質体である。
 唯物科学とは、右辺しか身体に見ていないと言える。
 また、螺旋有機体であるが、それは、映画『スライブ』のアップルの宇宙像からいちおう指摘できるが、数学化はできていない。
 しかし、フィボナッチ数列から螺旋形態は説明できるだろう。
つまり、自然有機体方程式の


凹i*凸i⇒±ijk=−+1


は、フィボナッチ数列的には、螺旋形状であると見るのである。
 以上でいちおう、それなりの整合性はあると言えよう。
 まだ、完全にはすっきりとした形にはなっていないが、今はここで留める。 


追記:エントロピーや逆エントロピー(反エントロピー)についてであるが右辺はエントロピーである。つまり、


(−1)+(+1)=0(ゼロ)


であり、これがエントロピーの終端である。無である。
 そして、左辺が逆エントロピーである。陰陽対極性凹i*凸iは、メビウスの帯であり、無限である。
 この無限の氣エネルギーが自然有機体の原動力である。
 ところで、原子の問題がある。
 思うに、氣的原子と純粋物質的原子があると思う。前者が自然有機体の「原子」であり、後者はエントロピーだけが作用するもので、衰滅すると考えられる。
 そう、前者にもエントロピーが当然はたらくが、逆エントロピー(陰陽対極的エネルギー)の生成力によって、エントロピーを乗り越えていると考えられる。
 この点、新たに検討したい。







フィボナッチ数列=秘数的次元転換:陰陽対極性から三次元空間への転換力学


テーマ:PS陰陽論:ガウス平面と陰陽論の統合


三次元空間ないし四次元時空間形成力学の問題が難しい。
 今思ったのは、フィボナッチ数列=秘数的次元転換原理である。陰陽極性は、秘数2(=1+1)である。それに対して、三次元空間形成力学は、秘数3(=1+2)である。そして、これは、三等分割を意味する。そして、秘数2が二次元ならば、秘数3は三次元というように考えていいのではないだろうか。
 つまり、秘数2の段階では、二次元を形成する(ガウス平面)。
 そして、秘数3の段階では、三次元を形成する(立体空間)。
 そして、次元変換は基本的には90°回転(π/2回転)を意味するとすると、秘数2段階では、虚軸と実軸が直交する平面、秘数3段階では、三つの軸が直交する立体が形成されると考えられないだろうか。
 後者の場合、三つの軸は、現象空間の軸であり、前者のガウス平面のような内在超越空間ではない。
 そう、現象界においては、秘数2のガウス平面の次元は不可視であり、認識されない。おそらく、感受性の富む者はなんらか感知できよう。
 とまれ、秘数2から秘数3への転換が決定的であると思われる。
 ここで、可視界=現象界が形成されるからである。
 四元数だと三つの虚数をその三次元空間にあてはめるが、果たして、どうだろうか。単純にx,y,z軸でいいのではないだろうか。
 つまり、秘数2=二次元のガウス平面では、虚軸と実軸があった。しかし、秘数3=三次元の立体では、相互に直交するx軸、y軸、z軸が形成されるとしていいのではないだろうか。
 そうならば、四元数は必要なくなるのである。
 そう、原点=MPを除いて、ガウス平面(内在超越平面)と現象立体ではまったく共通点がないと思われる。
 だから、現象界に存すると、氣の世界がわからないし、さらに、氣を超えた霊魂界、神霊界がまったくわからなくなるだろう。
 でも、秘数2から秘数3への質的次元変換をどう図示できるだろうか。
 そう、不可視のガウス平面の原点を三次元直交座標の原点に重ねればいいだろう。
 いちばんわかりやすいのは、ガウス平面を三次元空間の平面にし、そして、ガウス平面に直交する軸を考えれば、三次元直交座標の立体空間ができる。
 ただし、ガウス平面と現象平面はまったく別の存在ということを認識する必要がある。いわば、便宜的に重なっているということである。
 そして、ガウス平面において、単位円があるように、現象三次元座標において、いわば、単位球が生じるのではないだろうか。これは、作業仮説である。
 とまれ、そのように考えると、そして、単位球をどう見るかである。それはいわば天球ではないだろうか。
 そして、ガウス平面と重なる現象平面であるが、それは、地表ではないだろうか。そして、天地軸は当然、現象平面と直交する垂直軸である。
 そして、樹木や蔓植物は、天地軸を基軸として、螺旋を描き上昇するのである。それは、天球を目指していると言えるかもしれない。
 いちおうそのように作業仮説した上で、秘数5(=2+3)の場合はどうなるのだろうか。
 これまでの考えでは、5次元空間となるはずである。
 しかしながら、もう現象空間は、三次元で終止しているのである。だから、五次元は、別のものにならないといけない。
 これも作業仮説であるが、秘数5は分節化されると見るのである。あるいは、五等分割化である。例えば、五弁の花である。五本の指である。
 そう、秘数5は、外在的次元変換ではなく、内在的次元変換ということかもしれない。
 そして、秘数8(=3+5)が来るが、これも内在的次元変換と見るべきなのだろう。以下同様である。
 そう見ると、秘数3が決定的に重要なものということができる。
 これによって、宇宙=コスモスが形成されるのである。黄道十二宮も。
 また、秘数7であるが、これは、フィボナッチ数列からは、一見出てこないが、秘数の3の変形として、3+1+3=7から出てくる。先に易の爻について述べたことがあてはまるのである。
 しかし、人体を考えると、秘数5が重要である。 
 結局、秘数3と秘数5が最重要である。そして、秘数3の変形として、秘数7を入れれば、正に、七五三である。三五七である。
 また、後で再考したい。

 
追記:時間の問題はどうなるのだろうか。
 虚時間は陰陽極性であろう。そして、実時間が実軸であろう。
そして、原点=MPから(陰陽)螺旋が形成されるのである。
 では、生命身体はどう記述されるのだろうか。
 それは、持続する実軸・物質極性(±1)の生成で記述されるのではないだろうか。つまり、身体とは、実軸(±1)ということになる。
 しかし、それは、氣的身体であり、物質身体ではないだろう。
 物質身体は、やはり、空間三次元化されたものである。
 簡単に言えば、三つ空間軸の極性に存するのではないだろうか。例えば、種子を考えると、それは、秘数3のとき、原点に生じるものだろう。つまり、それまでは、いわば、氣的種子であったものが、物質的種子となるのである。空間三次元化、物質化である。
 不可視の種子から可視の種子へと転換するのである。
 そう、物質化とは、空間三次元の時間化であろう。あえて言えば、空間三次元×時間=物質化である。
 今はここで留める。