マックス・ウェーバー『古代ユダヤ教』を読みだす:ユダヤ教の二重性

マックス・ウェーバー『古代ユダヤ教』を読みだす:ユダヤ教の二重性を剔抉する


テーマ:二つの資本主義:自由共同体と掠奪暴利主義


年の瀬、仕事から解放され、気になっていた本書を読み出した。
 先にユダヤ教の二重道徳に関する記事を転載した(再掲:政治=経済的ゾロアスター教的闘争の時代:プーチンオバマ平和資本主義路線VS戦争資本主義路 http://ameblo.jp/neomanichaeism/entry-11737871837.html)が、本書の訳者の内田芳明氏が下巻の解説で、明快に述べている。
 ここだけでも読む価値がある。ユダヤ教の二重の産物、賤民資本主義と合理的資本主義の対比が見事に叙述されている。
 現代日本、現代世界を解明する鍵がここにある。
私が批判するジェノサイド戦争資本主義は古代ユダヤ教社会の賤民資本主義に起源があり、プーチンオバマ平和資本主義に存すると私見する自由共同体資本主義はキリスト教を媒介にした古代ユダヤ教合理的資本主義に由来する言えよう。

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『古代ユダヤ教』M.ウェーバー(2) - きおくのきろく - Yahoo!ブログ blogs.yahoo.co.jp#:#http://blogs.yahoo.co.jp/leic523/35325084.html
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2010/01/27 - 『古代ユダヤ教マックス・ウェーバー 岩波文庫 ○ 対内・対外道徳の二元主義 隣人愛は古代ユダヤ教でもあったが、それはどうもすべての隣人ではなく、同じ宗派仲間を意味していたらしい。 隣人とは常に民族共同体員であるか、宗派的仲間 ...

バアルとヤハウェ ウエーバー『古代ユダヤ教』ノート(1) | 聖書における愛 ... 8661.teacup.com#:#http://8661.teacup.com/agapekainomos/bbs/32
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2011/06/19 - 投稿 1 件 - ‎1 人の編集者
その後、バアル神信仰の詳細がひどく気になってきて、読みかけになっていたマックス・ウエーバー『古代ユダヤ教』(岩波文庫)を、第1章第13節「バアルとヤハウェ、偶像と神の箱」を中心にいくらか読み直しました。関連して、山我哲雄氏の『 ...