ヤハウェ父権自我=戦争破壊原理VS太陰母権=平和共生原理:知性=

ヤハウェ父権自我=戦争破壊原理VS太陰母権=平和共生原理:知性=感性=気性三位一体太陰イデア秩序


テーマ:太陰イデア論:哲学的超科学理論(仮説)


私は、予想では数年後、空間形成力学の問題がクリアされたら、太陰イデア論(太陰イデア原理、太陰イデア理論)の本を書くつもりであるが、哲学的問題はほぼ解明できているのである。
 結局、最近の検討によって、自我と太陰の根本的対立が明確明快明晰鮮明鮮烈になった。
 自我とは、ヤハウェ父権自我であり、太陰とは肚にベースがある母権的原理である。それは、知性・感性・気性の三位一体の原識(元識・源識)である。
 当然、人間の心(精神、スピリット)並びに身体の原点は後者にあるのであり、前者はその不連続な派生物に過ぎない。
 そして、西洋文明はユダヤキリスト教によってヤハウェ父権自我を強固に体現しているのである。(もっとも、西洋文明は、占星術的文明論に拠れば、双魚宮魚座]文明であり、物質と心の折衷文明である。ポスト双魚宮文明がいわゆる水瓶座宝瓶宮]文明である。それは、精神が主導権をもつ文明であり、精神主導に物質との調和が形成されると考えられる。それは、心的波動の文明である。新太陰文明となろう。)
 太陰から不連続に形成されたヤハウェ父権自我であるが、これは、同一性の原理であり、それは、他者=太陰=母権を破壊するのである。端的に、有り体に言えば、悪魔の原理である。シュタイナーで言えば、アーリマンの原理である(シュタイナーはヤハウェがアーリマンであるとは決して言ってないが。シュタイナーはヤハウェがキリストの裏返しとは言っているが。)。
 ヤハウェ父権自我原理が、近代科学・唯物論・近代合理主義、金融資本主義を産み出した原理と考えられる。それは、自然破壊原理でもある。いわば、自然の鬼っ子、悪鬼である。
 先の議論から太陰は知性=感性=気性三位一体原理であるが、ヤハウェ父権自我原理は同一性原理で、それは、太陰の知性を同一性視点から掬い取っているのである。
 カントの超越論性、超越論的形式、悟性(知性)であるが、それは、本来、太陰の知性=感性=気性の知性を自我側から切り取っている形式ではないだろうか。自我は同一性形式であるが、超越論性は太陰性ということだと思う。
 (そう、悟性・知性を自我の縛りから解放し、本来の太陰的三位一体【知性=感性=気性】を新しく形成すれば、人類は新しく生まれ変わることになるのであるが。)
 今日、ヤハウェ父権自我原理と新母権太陰三位一体原理の闘争が行われていると言えよう。
 現代日本人は大半がお馬鹿で、前者に染まってしまっている。とりわけ、都会人、支配層、文化・知識人・大学人である。
 この内因はこれまでの私の考えでは、日本人の二民族性のうちの父権民族である。二民族とは、ベースの母権民族と舶来の父権民族である。そして、明治維新と敗戦後米国支配によって、後者が支配的になり、民衆はそれに染まって行ったと考えられるのである。
 結局、今日の日本の民族存亡をかけた闘争は、人類史的なものであり、父権文明VS新母権文明である。これは、ハルマゲドンである。世界最終闘争である。
 そう、ヤハウェ父権自我原理文明とは戦争文明、破壊・破滅・自滅文明であり、新母権太陰三位一体文明とは平和文明であり、共生・構築・調和秩序の文明である。
 今はここで留める。