物質とは何か:その2:凸i*−凹i⇒凹(−1):凹(−1)が物質で

物質とは何か:その2:凸i*−凹i⇒凹(−1):凹(−1)が物質である


テーマ:Neo-PS理論


先に、物質とは差異共振事象の同一性的仮象ではないかと述べたが、今、それとは異なる視点が生じたので、それを簡単に記したい。

 結局、media pointにおいて、同一性化と差異共振事象が同時生起する。両者はなんらか結合して、いわば、複合体を形成していると考えられる。この複合体を仮に同一性的差異共振体ないしは同一性的差異共振複合体と呼んでおく。あるいは、生命体で言えば、同一性的差異共振有機体である。

 問題はこの体、複合体、有機体の結合モードである。つまり、結合のmedia pointの様態である。(先には、比喩的に、メビウスの輪や三日月の光と影を提起したが。)

 根源的に考察する。「母権」的認識様態においては、凹i主導であり、原始差異共振様態と連続的同一性様態が併存している。この初期様態が重要である。

 この二重様態を精緻明晰に捉える必要がある。結局、凸iの様態がポイントである。凹i主導の差異共振体があり、同時に、凸i主導の連続的同一性体(連続的自我体)がある。つまり、両極性(対極性)に拠る二つのモードがここには存している。

 即ち、凹i主導の差異共振体と凸i主導の連続的同一性体である。つまり、凹iと凸iの極性による複合体がここには存する。極性的複合体と呼べよう。あるいは絶対矛盾的複合体ないしは即非的複合体である。これが「母権」的認識様態である。

 では、「父権」的認識様態になるとどうなるのだろうか。それは、完全に凸i主導、凸i支配となる認識様態である。

 そう、簡単に言えば、極性的様態が「抑圧」されると考えられる。では、「抑圧」とは何であろうか。それは、隠蔽である。

 この「抑圧」、隠蔽力学を把捉する必要がある。

 しかし、この力学は「母権」的認識様態の凸i主導性による連続的同一性体という視点で捉えることができよう。

 既述したように、同一性力学は凸i同一性を凹iの他者に押し付ける、押印することである。つまり、同一性型を他者(差異:正確に言えば、絶対的差異、絶対矛盾的差異)に押印することである。論理的に言えば、他者否定である。つまり、同一性力学は他者(差異)否定力学であるということである。

 「母権」的認識様態は極性的様態で説明できたが、この「父権」的同一性支配的認識様態はどう解明できるのか。

 思うに、ここには、分裂様態があると考えられる。本来(「母権」的認識様態においては)、極性的様態である凸iと凹iであるが、「父権」的認識様態になると、同一性支配によって極性的様態が否定されて、同一性体と差異共振体の二つに分裂すると考えられる。つまり、同一性と差異共振性を分裂させるなんらかの分離帯が形成されると推測されるのである。

 この分離帯を同一性デバイドととりあえず呼ぶ。この同一性デバイドが「母権」的認識様態には存在しなかったものである。

 そして、この同一性デバイドが物質を形成する原因であると考えられるのである。

 この同一性デバイドとは結局、カントの感性的形式ならびに純粋悟性(形式)と考えられる。つまり、「父権」的認識様態とは感性的形式且つ純粋悟性(形式)支配の認識様態であると考えられるのである。とりあえず、両者をまとめて、同一性形式と呼ぶ。

 だから、同一性形式が物質形成原因である。

 そのように考えると、宇宙・自然世界と人間世界において、同一性形式支配があり、それが、物質現象を構築していると考えられる。

 しかし、同一性形式イコール物質ではない。物質を形成するには、同一性形式と同時に押印される他者(差異)が必要である。前者を凸iとすれば後者は当然凹iである。

 結局のところ、これまで既述したような同一性方程式を変形した、

凸i*−凹i⇒凹(−1)

が物質認識方程式と考えられる。

 そう、端的に、凹(−1)が物質である。(これは、連続的自我でもあるが。)

ということで、現段階の結論が出たので、ここで終える。


追記:ルドルフ・シュタイナーの精神学で言えば、同一性形式とは悪魔アーリマンである。また、彼はそれをヘーゲルの「精神」であると述べてい





四次元座標としての人間認識構造?


テーマ:manichaeism:


先に三次元座標を人間認識構造のモデルとして作業仮説したが、どうやら、四次元座標にした方が的確のように思えてきた。
 即ち、x軸、y軸、z軸以外にα軸を考えるのである。


x軸:存在軸:凹と凸
y軸:空間/時間軸:凸kと凹k
z軸:純粋悟性軸:凸jと凹j
α軸:純粋理性軸:凸iと凹i


とざっと思うところを書いた。
 y軸は、感覚に関係する。外的感覚(外官)凸kと内的感覚(内官)凹kである。
 z軸は、凸jが純粋悟性であり、凹jが純粋悟性の他者である。
 α軸は、凸iが純粋理性であり、凹iが純粋理性の他者である。
 以上、思考実験である。





物質とは何か


テーマ:manichaeism: 哲学


既述したことだが、ルドルフ・シュタイナーは彼の精神学は、究極的には物質の究明であると述べていた。霊学を提唱した人物の言であるから、重い。
 とまれ、物質とは差異共振エネルギー、差異共振事象を同一性の視点で捉えたものではないだろうか。
 ある物体の質量が1kgとする。その1kgとは、同一性、量である。これは空間的事象の観測に拠るのである。問題は空間的事象である。カントは物自体は認識できないと述べた。
 ここで思考実験するが、物自体を仮に凹iとすると、純粋悟性凸iは物自体凹iは把捉できない。それは、同一性を物自体凹iに押印するのである。
 だから、凸iに拠る凹iへの同一性の押印が、物質ないしは物体の形成を意味するのではないだろうか。
 しかし、他方では、凸i*凹iの差異共振事象がある。氣の事象、光の事象である。
 思うに、物質とは現象を同一性システムで捉えたものである。現象の本体は差異共振事象であるが、物質とは差異共振事象を同一性システムによって認識したものではないだろうか。
 つまり、現象、差異共振事象は同一性システムに呼応する機構をもっているということになるのではないだろうか。
 というか、差異共振事象を同一性の視点から認識する結果、現象は物質現象であるということになるのではないだろうか。(物自体であるが、それは、凹i、ないし凸i*凹iの差異共振事象の両方にあてはまることにする。今の段階では。暫定的に。)
 つまり、物質とは本来、物質ではなく、差異共振事象であるということになるだろう。差異共振事象の仮象であるということになるだろう。
 今は問題提起のみである。 





z軸凸iは純粋理性、y軸凸jは純粋悟性、x軸凸は純粋光


テーマ:manichaeism: 哲学


今は指摘のみに留める。
 ガウス平面の虚軸を凸iと凹iで表記したが、三次元化したとき、z軸に凸iと凹iをとり、y軸に凸jと凹jをとることにする(先にも述べたが)。
 カントの純粋悟性は凸jとなり、現象、物質、現象光は凹(−1)である。そして、凸(+1)は純粋光と考えられる。これは一般には不可視である。(dark energyはこれを指しているのかもしれない。dark matterもこれかもしれない。)
 そして、純粋悟性を超越する純粋理性はz軸の凸iということになる。
 とまれ、凹jや凹iは純粋他者であるが、どう異なるのか。これは作業仮説であるが、両者、直観ではないだろうか。
 凹jは現象的直観であり、凹iは精神的直観ではないだろうか。この問題は提起のみに留める。
 さて、別のことであるが、


凸i*凹i⇒凸(+1)


の根本自己認識方程式であるが、これは逆転できるのではないだろうかと思ったのである。即ち、


凸(+1)⇒凸i*凹i


である。
 凸(+1)は真の光であり、「神」であると考えると、それが、中軸の極性、双極子を創出したのではないだろうかと思ったのである。
 例えば、旧約聖書預言者であるが、彼らは、凸(+1)の「神の呼びかけ」を聴いたのではないだろうか。
 とまれ、「父」は凸(+1)⇒凸i*凹iとすると、「子」は凸i*凹i⇒凸(+1)ではないだろうか。
 ならば、「聖霊」はどうなるのだろうか。それは、media pointではないだろうか。
 これも検討課題である。


Cartesian coordinate system - Wikipedia, the free encyclopedia


The coordinate surfaces of the Cartesian coordinates (x, y, z). The z-axis is vertical and the x-axis is highlighted in green. Thus, the red plane shows the points with x=1, the blue plane shows the points with z=1, and the yellow plane shows the points with y=−1. The three surfaces intersect at the point P (shown as a black sphere) with the Cartesian coordinates (1, −1, 1).

http://ameblo.jp/neomanichaeism/entry-11204176098.html





過去から未来への動きと未来から過去への動き


テーマ:manichaeism: 哲学


凸i*凹凹i⇒凹(−1)と凸i*凹i⇒凸(+1)の光の方向であるが、前者は物質の世界であり、過去から未来へと時間が動くが、後者は精神の世界であるが、未来から過去へと時間が動くのではないだろうか。


参考:
スカラー波とは - 徹底検索、堀進 - Yahoo!ブログ
超光速が相対論によって無いことになっているのは、超光速であると因果律が逆転するからである。つまり過去から未来へ伝わる波だけでなく、未来から過去へ 伝わる波も存在することになるからである。しかし、云わば量子の内部で超光速であって、外部からこの量子の動きを見ると光速以下になるようになっているの で、その範囲では因果律の逆転は起きないのである。
http://blogs.yahoo.co.jp/horisusumu8/11334501.html
徹底検索、堀進


Nikola Tesla - Wikipedia, the free encyclopedia


Longitudinal wave - Wikipedia, the free encyclopedia
Longitudinal waves, as known as "l-waves", which are waves that have the same direction of vibration as their direction of travel, which means that the movement of the medium is in the same direction as or the opposite direction to the motion of the wave. Mechanical longitudinal waves have been also referred to as compressional waves or compression waves.


Electromagnetic
Maxwell's equations lead to the prediction of electromagnetic waves in a vacuum, which are transverse (in that the electric fields and magnetic fields vary perpendicularly to the direction of propagation).[2] However, waves can exist in plasma or confined spaces. These are called plasma waves and can be longitudinal, transverse, or a mixture of both.[2] [3] Plasma waves can also occur in force-free magnetic fields.
In the early development of electromagnetism there was some suggesting that longitudinal electromagnetic waves existed in a vacuum. After Heaviside's attempts to generalize Maxwell's equations, Heaviside came to the conclusion that electromagnetic waves were not to be found as longitudinal waves in "free space " or homogeneous media.[4] But Maxwell's equations do lead to the appearance of longitudinal waves under some circumstances in either plasma waves or guided waves. Basically distinct from the "free-space" waves, such as those studied by Hertz in his UHF experiments, are Zenneck waves .[5] The longitudinal mode of a resonant cavity is a particular standing wave pattern formed by waves confined in a cavity. The longitudinal modes correspond to the wavelengths of the wave which are reinforced by constructive interference after many reflections from the cavity's reflecting surfaces. Recently, Haifeng Wang et al. proposed a method that can generate a longitudinal electromagnetic (light) wave in free space, and this wave can propagate without divergence for a few wavelengths.[6]


http://en.wikipedia.org/wiki/Longitudinal_wave





作業仮説:三次元座標としての認識世界


テーマ:manichaeism: 哲学


凸iと凹iをガウス平面に直交する軸(z軸)としたい。だから、ガウス平面での空間・時間方程式の記述は凸j*凹j⇒凸(+1)としたい。凸jが空間形式であり、凹jが時間形式である。それらはy軸を形成する。
 そして、凸iを純粋悟性(純粋自我)、凹iを純粋他者にしたい。
 凸iと凹iは時計回りにπ/2回転して、凸jと凹jに変換するとしたい。(この回転力学は後で検討したい。)
 z軸とy軸が超越論的軸である。x軸が経験軸(物質軸)である。そして、純粋理性とは、z軸におけるmedia pointの力学知性ではないだろうか。
 今は問題提起に留める。





現代日本人は他者凹iを排除するので、異常、病的、痴愚的になっている


テーマ:日本亡国の凶相


結局、現代日本の病巣とは凹iの排除にあると思う。即ち、内的他者(差異)、肚、魂の否定である。
 そう、日本伝統文化の廃棄である。これは、GHQやその後の米国の洗脳に拠ると考えられる。
 駄目な日本人。己の民族的文化を廃棄してしまっているのである。魂を棄てているのである。
 つまり、亡魂の民である。ロボット人間である。


追記:より精緻に言えば、凸iという純粋自我「わたしich」の喪失がある。
 凹iが廃棄されているのも、結局、「わたし」が存しないからである。集団我があるだけである。
 結局、純粋自我(純粋悟性)凸iを表わす主語のない日本語は致命的である。日本人は外国語、とりわけ、欧米語を学ぶ必要がある。
 日本語しか理解しない日本人は「未開」状態である。近代以前なのである。