「わたしich」とは何か
「わたしich」とは何か
テーマ:自己認識方程式:凸i*凹i⇒凸(+1)
シュタイナーの霊学を読むと、結局、「わたし」ichとは何かが究極の問題であるのがわかる。
先に、アストラル体は凹i、エーテル体は凸iではないかと示唆した。問題は「わたし」である。
今想起したのは、以前、Kaisetsu氏が説いた分数公理である。
凹(−1)⇔凸i/凹i
が成立するのではないだろうか。というか、これを作業仮説としよう。
思うに、これが「わたし」、ich、I である。あえて言えば、右辺である。
そして、重要なポイントは凹i(陰)である。これがベースである。
とまれ、これが意味するのは、「わたし」(自己)が根源から発生する最初期の存在であり、アストラル体(凹i)とエーテル体(凸i)はそれの派生であるということ、ないしは、同時期であるということである。
また、思うに、これこそ、ウパニシャッド哲学の「汝はそれなり」を意味するのではないだろうか。即ち、汝は凸i/凹iであり、それが凹である。
今はここで留める。
追記:
凹(−1)⇔凸i/凹i
ではなく、
凹(−1)⇒凸i/凹i
の方が正確ではないだろうか。「わたしich」は超越的存在凹(−1)を感じるが、それは、D. H. ロレンスが言うように、正に、Unknown Godであろう。凹(−1)は不可知であると言うべきだろう。
とまれ、右辺の「自己」は第三象限に属すと考えられる。
参考:
《ガウス平面で表した人間認識の図》
original concept picture of kaisetsu
(海舌が考えた人間認識世界の概念図)