凸i(+i)と凸(+1)の関係構造の解明:物質過程から精神過程への不連続

凸i(+i)と凸(+1)の関係構造の解明:物質過程から精神過程への不連続的反転


テーマ:自己認識方程式:凸i*凹i⇒凸(+1)


PS理論では凸iと凹i(ないし凹iと凸i)の共振が核心である。それはまた、media point(以下、m.p.)と関係する。
 余裕がないので検討できないが、一言いうと、m.p.の構造は二重である。奥(虚軸)では差異共振であるが、物質産出過程では、実軸が中心となり、凸iと凸(物質)が結合するようになるのである。
 その理由は人間は凸iに傾斜しているためである。凸iと凸の結合が物質的認識を形成するのである。大脳皮質の発達となる。
 そして、マイナーな凹iは隠蔽されるようになるのである。そのために、虚軸のm.p.での差異共振が埋れたままになるのである。
 人間認識の問題は凸iの傾斜があるために、物質と精神が連続化していることである。精神は物質から説明されるようになるのである。唯物論
 結局、⇒凸において、⇒の起点に、つまり、本来のm.p.に移行する力学をどう解明するのかである。
 この問題はだいぶ以前に何回も言及した。繰り返しになるが、最初は⇒凸の形成、物質的身体や物質的認識の形成が為され、その後、反転して、m.p.に回帰する運動を考えてみるのである。
 簡単に言えば、最初はプラス・エネルギーが発動し、その後、反転してマイナス・エネルギーが発動するということである。そして、後者が精神を発達させるのである。この反転は不連続であり、切断である。
 物質界への志向から精神界への志向へとチェンジするのである。それは、マイナーであった凹iが前面に出てくる過程でもある。それが、凸iと共振して、超越的存在凹に連絡するのである。
 しかし、差異共振は凸iでは認識できない。それは、凹iの直観・直感に拠るのである。そのため、第三象限が超越界となるのである。


参考:人間認識図(Kaisetsu氏)