仮説:『科学』とは何か:物質的法則は絶対的であり、基準値はそれに

仮説:『科学』とは何か:物質的法則は絶対的であり、基準値はそれに準拠するものと考えるべきである


テーマ:自己認識方程式:凸i*凹i⇒凸(+1)


放射能の基準値を日本政府は変化させたし、また、食品に関して、米国と日本では数値が1ケタことなるのである。
 基準値を簡単に変更できるものなのだろうか。それは、原則としては、絶対的基準ではないだろうか。
 ここで、科学を哲学してみよう。
 物質科学を対象とする。例えば、水の氷点と沸点は、それぞれ、零度と百度であることは常識である。勿論、気圧が関係するが、ここでは無視する。
 その物質科学の法則は、物質領域においては、絶対的である。それは、相対的なものではない。
 PS理論から見てみたい。
 いったい、物質世界の法則とは何か。物質は凸ないし+1とPS理論では表記する。
 では、そこに法則があるのだろうか。それは当然、違う。凸、+1は、物質的現象であり、法則ではない。法則は、数式を使って、表記される。
 水の例を考えよう。化学記号はH20である。これは、物質であり、凸、+1に属する。
 しかし、氷点や沸点は、凸、+1からは説明できないだろう。水とは、PS理論では、Hプラス・イオンとOマイナス・イオンが差異共振したものである。それは、虚軸に存するのである。即ち、Hプラス・イオンは凸iとなり、Oマイナス・イオンは凹iとなる。これは、虚数である。
 氷点や沸点とは虚軸において形成されるものと考えられる。即ち、差異共振エネルギーが減衰すると、氷点となり、結氷して個体になるのであり、差異共振エネルギーが増加すると、沸点となり、水蒸気という気体になるのである。
 だから、法則は差異共振エネルギーが発動する、虚軸に存することになる。即ち、凸i*凹i⇒が法則である。
 そして、これは、一種の超越数であろう。当然、実数ではないのである。
 これは、差異であり、絶対的ということである。
故に、放射能汚染に関する基準値であるが、それは、当然、物質的法則に基づくものであるから、絶対的なものでなくてはならない。もっとも、知見の発展によって、絶対的数値は変動するだろうが、性格はあくまで、絶対的である。
 故に、日本政府のように基準値を簡単に、便宜的に変更するというのは、反科学的ということになるだろう。
 まったく、恣意的、ご都合主義である。これは、自己保身に根差した、利己主義的態度であり、科学を辱めるものであり、また、人命の軽視、無視につながるものと言えよう。


参考:
170ベクレル以上で輸入規制=食品中のヨウ素検出で―米国


2011年3月29日16時55分


 【ワシントン時事】米食品医薬品局(FDA)の広報担当者は28日、福島第1原発の事故に関連し、日本からの輸入食品について、1キロ当たり170ベクレルを上回る放射性ヨウ素131を検出した場合には輸入を差し止めるとの規制方針を明らかにした。生鮮食品など保存期間が短いものは業者側に引き取りを求め、冷凍食品などについては一時保管し、基準を下回った場合には米国内での流通を認めるケースもあるとしている。

 FDAによると、米国では放射性ヨウ素131に対する規制として、食品については1キロ170ベクレルを政府による「介入レベル」と規定、国民が大量摂取しないようにするための保護措置を講じる。ただ、この介入基準を上回る量を摂取した場合に健康に影響が出ると認定しているわけではないという。

 日本はヨウ素131について、飲料水は1キロ当たり300ベクレル、野菜類は同2000ベクレルを暫定規制値としている。 

時事通信社

http://www.asahi.com/international/jiji/JJT201103290068.html


【DOL特別レポート】
放射能汚染を巡る日本人の誤解と政府の説明責任――チェルノブイリの惨状を知る被曝治療の権威ロバート・ゲイル博士に聞く   2011.04.06
http://diamond.jp/articles/-/11772


きゃな
AmberSambo きゃな


『避難の指示もなく「安全」と言い続けた政府が、事故から1カ月もたって突如出した、あいまいな指示』(安全)と(大丈夫) ←聞けば聞くほど不安になる言葉になっちゃった… 悲しいね。
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