福島第一原発破局は西洋文明、父権制、物質主義(唯物論)の終焉の烽

福島第一原発破局は西洋文明、父権制、物質主義(唯物論)の終焉の烽火だ


テーマ:アイオーン・エポック:母権霊的ルネサンス


父権主義とはそもそも狂気なのである。それは、PS理論の自己認識方程式凸i*凹i⇒凸(+1)に提示されている。
 本来、差異共立(陰陽)であるものが、連続的同一性的転換(精神的フィルターあるいはmedia point transformation)によって、物質化、自我化されるのである。
 この物質化・自我化が父権主義の帰結なのであり、それは、源泉の差異共立(母権)を忘失しているので、錯誤状態に陥っているのである(仏教では無明むみょう)。
 また、単に、錯誤状態だけではなく、凸iに傾斜しているので、他者凹iに対して、意味なく、優越(同時に劣等感)を覚えるのであり、その点で、優越妄想を形成しているのである。
 いったい、凸iの傾斜、自我主義の意味とは何なのか。それは、既述したように、物質世界の形成であり、同時に、『個』の自覚である。
 差異共立が同一性自己=自我(物質的自己)となり、人間は疎外を覚えるのである。
 そう、物質的自己(自我)になることで、本来の差異共立(MP1)が芽生えるのである。
 自我から『個』への覚醒である。そして、この『個』とは、他者にほかならないのである。つまり、『個』において、共同主義が発生するのである。『個』即『他者』である。
 思うに、『個』的共同体であるが、『個』的共一主義と言ってもいいだろう。
 この共一主義とは、D. H. ロレンスの言うコスモス主義である。ここでは、差異共立体としてのコスモスがあるのである。
 それは、人間認識図では、第三象限である。
 今はここで留める。


参照:人間認識図

Japonesian Apocalypse:DAWN OF AEON EPOCH: