Kaisetsu氏の物性形成方程式:PS理論的現象イデア数学理論
Kaisetsu氏がPS理論によって、生成門氏の変形式を使用して、現象形式理論を完成させたと言っていいのではないだろうか。スピンにしろ、二重らせんにしろ、また時間的現象論にしろ、明快、明晰に、PS理論的数学科学的に解明されていると直感される。
是非、ご覧になられたい。
追記:PS理論的物質発生の方程式であるが、シュタイナーの霊性的物質論と比較してみたくなる。
問題は、生成門氏が明確化した⇒の両辺は次元の違いを意味するということである。左辺が霊性になるのであり、右辺が物質になるのである。
問題は、左辺と右辺との関係である。私見では、⇒+1の⇒と+1との関係になる。
思うに、私が混乱していると思われるのは+1を同一性と見ていることにあるのではないだろうか。
+1は、高次元エネルギーの帰結として発生する物質である。もっとも、高次元エネルギーの同一性変換としての物質ということは考えられるだろう。
ならば、やはり、同一性として物質を確認すべきである。この同一性=物質を凸iに傾斜した主体(父権的主体)が認識するので、マイナス1やmedia pointを排除した同一性科学、唯物科学、近代科学が発生したと考えられる。
とまれ、シュタイナーが物質とは霊の砕け散ったものと述べたことであるが、確かに、高次元から見れば、同一性=物質は砕け散った様態に見えるかもしれない。
そう、差異共立と差異共振の両様態をもつmedia pointを考えると、確かに、+1は、砕け散った姿と言えないことはないだろう。
結局、混乱するのは、形態(形状)と物質の関係である。例えば、螺旋という形態・形状があるが、それと物質との関係である。思うに、高次元エネルギーの形態・形状があり、それが、主に螺旋になるというのは考えられる。
私は⇒+1における、⇒と+1との関係を知りたいのである。これは、虚軸のゼロ点と実軸のゼロ点の関係である。ここには断絶があるだろう。だから、 ⇒+1においては、⇒は虚軸ゼロ点に位置し、+1は実軸ゼロ点から+1へと生起したものとなる。
つまり、虚数即非エネルギーは、不連続なまま、同一性=物質=+1を発生させると言えよう。つまり、これまで確認した通り、⇒と+1は不連続なのである。つまり、高次エネルギーによる物質形成とは、不連続な生成作用であり、エネルギーと物質とは別物である。
だから、高次元エネルギーの形態と同一性=物質の形態とは当然、同一ないしは類似したものになるが、質的には異質なものと言えよう。両者の間には、絶対的間隙があるのである。
例えば、朝顔の蔓を考えると、高次元エネルギーが賦活されていれば、朝顔の蔓は伸びていき、蕾をつけ、開花し、結実する。しかしながら、高次元エネルギーの賦活がなくなると、物質としての朝顔は解体・崩壊するのである。つまり、物質+1は朝顔の形態を喪失して解体するのである。この事態をシュタイナーは物質とは、霊の砕け散ったものと表現したのではないだろうか。
とまれ、media pointのエネルギーは振動しているのであり、生成と消滅の周期をもつ原生命である。とまれ、生命については後で詳論を試みたい。
追記2:まだ、高次元エネルギーの形態と物質の形態の関係が明確になっていない。
つまり、高次元エネルギー形態とは、当然、物質現象の形態となる。この一致が⇒+1に表記されていると言えよう。つまり、⇒+1は、高次元エネルギー形態と物質形態との一致を表現しているだろう。
しかしながら、高次元エネルギーが枯渇すると、⇒はなくなり、+1が独立する。そのとき、物質形態は崩壊するということだろう。
さて、違う疑問であるが、高次元エネルギー形態とは、最初、エイドス的なもので、高次元に存すると感じていたが、そうではなかった。
私がイメージしているのは、イデア的形態である。あるいは、イデア的原型である。ゲーテが原植物と考えたようなものである。
それは、Kaisetsu氏のVector Modeに関係する。それは、⇒の形態であろう。なぜなら、⇒+1は物質形態であるからである。
この⇒の「空間」とは何処にあるのだろうか。これは、作業仮説であるが、虚軸ゼロ点と実軸ゼロ点の間隙にあるのではないだろうか。言い換えると、「空」の領域に、イデア的形態があるのではないだろうか。今はここで留める。
*****以下、一部転載*****
上の稿で提示した次の方程式について、「物性形成方程式(Physical properties formation equation)」と呼ぶことにする。
Fw= (coswt,sinwt,t)
F-w=(cos-wt,sin-wt,t)
とする。
1/2(Fw + F-w) ⇒ (coswt,0,t)
1/2(Fw + F-w) = (coswt,0,t)のガウス平面に於ける記述は、
1/2(e^iwt + e^-iwt) ⇒coswt
この説明に入る。
まず、PS理論の二人称自己認識方程式
i*(-i)⇒+1
で、左辺は光を含む電磁関連精神作用、右辺は一般的な生活世界空間の事象と仮定した。その後、Renshi氏、生成門氏及び海舌(明日野)の研究によって、この仮定によってPS理論を発展することの合理性が定着してきた。
i*(-i)⇒+1
の理論的背景には、
e^iθ=cosθ + isinθがある。
生成門氏は、
「i*(-i)⇒+1」の背景を説明する過程で
e^iθ - isinθ ⇒cosθ(⇒は次元の違いを表す。)
の式を一般式として提示した。
参照: http://www.c-player.com/ad00178/thread/1100094989767
http://ps-theory.kaisetsu.org/?day=20100621
Theories for the Platonic Synergy Concept.
プラトニック・シナジー理論の研究