検討問題:差異資本市場経済有機体試論

検討問題:差異資本市場経済有機体試論


テーマ:検討問題:思考実験・(作業)仮説・備忘録


国家主導を排した資本経済の有機体論が必要ではないだろうか。
 問題は、交換価値なのである。これが、同一性価値として、機能するので、資本有機体が崩壊すると考えられる。
 個的資本の共振経済が合理的であるが、それを交換価値中心主義が破壊するのである。市場経済の問題はここにあるのである。
 以前述べたように、差異市場経済が重要なのであり、同一性市場経済が解体する力学が必要なのである。
 そうすると、やはり、通貨・貨幣体制の問題となるだろうが、これも既述済みである。
 現実的には、国家主導を排除する資本市場経済を形成することである。国家は立法機能を果たすべきである。経済は経済自体に任せるべきである。
 ただし、同一性市場、同一性資本経済、交換価値経済にしないための法的方策は必要であろう。オバマ政権のウォール街への規制はそれを意味する。
 今は抽象的に言うが、差異資本市場有機体の志向が必要である。これは、生体の新陳代謝のようなものである。
 また、差異資本は平等主義である。個に対して、差異資本は融資するからである。
 つまり、差異資本市場民主主義有機体が可能である。国家が経済に参入(侵入)することにより、同一性資本が差異資本経済有機体を破壊するのである。


参照:以下、冒頭を引用転載させていただきます。

菅政権誕生

【菅政権が誕生して、今朝も、各局がきそって新政権の特集している。


 新政権に期待する人、けなす人、いろいろいるが、どの局にあっても国に期待するという根本精神において共通している。


 しかしながら、真実は昨日も書いたように、国に期待することは間違いである。


 もっとも重要なことは町の人々の信頼関係に基づく共同社会の再生なのである。


 政府が規則を作って国民の活動を抑制しなければしないほど、民の活力は回復するのである。


 民の力をさげすむ国に頼るのはもうやめよう。同様に、小泉政権の「民活」などという、政府の身勝手な民の力の利用の仕方も民をバカにした政策だ。


 日本人もそろそろ、そこに意識するべきときだ、と思う。報道機関もマスコミも大本営発表をしたかつての報道機関と同じ体質だから、民がそういうことに気づかないように注意深く情報をながし、民意を誘導している。


 彼らも民の仲間ではない。


 民が信頼できるのは、基本的に民だけだと思う。】


http://ameblo.jp/adco/entry-10554411248.html
スロー人ロハス-自由と資本主義と礼節




Sat, June 05, 2010 12:37:32
民主党内力学:ロックフェラー路線と「ロックフェラー路線」


テーマ:小沢一郎民主党と日本の


A:民主党内のロックフェラー路線:戦争産業帝国主義
B:民主党内の「ロックフェラー路線」:トランス・モダン主義

仮説として、ハトヤマ前首相は、両者の力の衝突するコマとして使われた(傀儡)。
 国民の支持が低下したので、菅首相に首をすげ替えた。しかしながら、当然、AとBの闘争力学は残っている。
 しかし、問題は、B路線が明確にトランス・モダン主義を意識しているかであるが、かなり怪しい。小沢一郎のように中国路線傾斜をもっているからである。
 とまれ、小沢一郎は、「ロックフェラー路線」の傾向はあるだろう。
 問題は、財政である。国民経済主義と財政削減主義を両立させるトランス・モダン経済を創造できるかである。
 今はここで留める。

追記:現実的に見ると、B路線は可能性と見た方がいいだろう。小沢一郎は理念・理論的というよりは、権勢主義的である。ただ、対米・独立主義的ではあるだろうが、戦略的に、敵の敵の中国に傾斜し過ぎて、危険ではある。
 米国と中国の間の「中道・中庸」路線が必要である。それは、孫子にあるように、敵をよく見ることから、見えてくることだろう。
 

米が声明「大統領は菅新首相と緊密に協調」
 【ワシントン=小川聡】米国家安全保障会議(NSC)のマイク・ハマー報道官は4日午後(日本時間5日未明)、菅新首相誕生を受け、「選出を歓迎する。オバマ大統領は近く話ができることを楽しみにしている」とする声明を発表した。(読売新聞)
[記事全文]

・ 新首相との会談を心待ち オバマ米大統領、近く協議 - 産経新聞(6月5日)

◇日米同盟、普天間が試金石に
普天間移設 菅新首相、日米合意堅持の方針 - 琉球新報(6月5日)
菅首相 米、日米同盟の重要性表明期待 普天間が試金石に - 毎日新聞(6月5日)
・ 菅新首相誕生 過去の菅氏発言 海兵隊国外を主張 - 基地問題に関するこれまでの発言。琉球新報(6月5日)

参考:

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2010/06/05   時系列で見る「普天間問題」鳩山首相狂気行動の真相 2
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2010/06/05   時系列で見る「普天間問題」菅首相誕生で小沢構想大成功?
*
2010/06/04   小沢・鳩山W退陣のキーワードは「安保」。日本独立を目指す小沢の野望は潰えたのか?

憂国通信M版

進む「小沢外し」…「組閣本部」は3日から始動
 菅新首相(民主党代表)は内閣・党役員人事で小沢幹事長と距離を置く議員を要職に充てる方針だ。(読売新聞)
[記事全文]


進む「小沢外し」…「組閣本部」は3日から始動

6月5日3時8分配信 読売新聞

 菅新首相(民主党代表)は内閣・党役員人事で小沢幹事長と距離を置く議員を要職に充てる方針だ。

 「脱小沢」の動きに対し、党内では警戒や反発も広がっている。

 4日、国会から民主党本部まで慌ただしく動き回った菅氏は、その日程の合間を縫うように、官房長官への起用が固まった仙谷国家戦略相、党幹事長に内定した枝野行政刷新相との3人での会談を重ねた。

 「完全に3人でやっている。何も入ってこない」

 中堅議員は、人事や党運営の情報が漏れてこないことを恨めしそうに嘆いた。

 菅氏は「人事は白紙」と強調、週明けに先送りしたが、3日夜には東京都内のホテルで仙谷、枝野両氏とひそかに会談、「腹案」を伝えていた。3氏による事実上の「組閣本部」は既に始動していたのだ。

 3氏は1996年に旧民主党が結党された時の「オリジナル民主党」メンバーだ。菅氏は「官房長官、幹事長、国会対策委員長がしっかりしていれば長期政権が狙える」と周囲に語っていて、政権中枢に仙谷氏らを据えることで「民主党らしさ」を取り戻し、内閣支持率回復につなげたい考えのようだ。この「新トロイカ」が主導する新政権の特徴が「脱小沢」になるとの見通しに反論する声は少ない。仙谷、枝野両氏とも、「反小沢」の筆頭格。菅氏は「ポスト鳩山」への意識からか、小沢氏との表だった対立は避けてきたが、新政権の人事では「反小沢」「非小沢」の登用で「小沢外し」に走るとの見方が専らだ。小沢氏が自由党を解党して民主党と合併したのは2003年。この時の代表は菅氏だった。その後、小沢氏が権勢を誇るようになり、「オリジナルメンバー」には、「庇(ひさし) を貸して母屋を取られた」との不満が募った。

 小沢氏は自らの資金管理団体陸山会」を巡る事件で、近く、検察審査会の2度目の議決を受ける。再び「起訴相当」と判断される場合に備え、「今から小沢氏と一線を画していた方が得策」(菅氏周辺)との判断もあるようだ。「小沢氏の側にも検察審査会の心証を意識して、当面は静かにする動機がある」と見て、今が「脱小沢」の好機だとする分析もある。

 仙谷、枝野両氏は、前原国土交通相が中心の「凌雲会」に所属している。政策や政治理念でも、菅氏とは微妙な距離があるとも指摘されている。ただ、菅氏自身は「自分が首相になったら官房長官は仙谷さん」と、早い段階で決めていたフシがある。菅氏が理想とする官房長官像は「中曽根内閣の後藤田正晴官房長官」。警察官僚出身で、ペルシャ湾への掃海艇派遣を主張した中曽根首相に「閣議でサインしない」と抵抗した姿に、弁護士で、菅氏との激しい議論も辞さない仙谷氏を重ねているのだ。

 一方、枝野氏は政治の幅を広げるためにも「政策より党務をやりたい」と国対や党内調整に意欲を示していたという。幹事長の要職は望外とも言えるが、菅氏は「仙谷―枝野」ラインで、絵に描いた餅と化した「政府・与党一元化」を再構築する狙いもあるようだ。(政治部 円入哲也)

最終更新:6月5日3時8分

読売新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100605-00000111-yom-pol

◇組閣は8日
・ 菅新首相「組閣は8日、党人事は7日」=民主・山岡氏 - ロイター(6月4日)
・ [動画ニュース]菅次期首相、8日に組閣の予定 官房長官に仙谷氏、幹事長に枝野氏の起用内定も突然白紙に - フジテレビ(6月4日)

自民党は警戒
・ 脱小沢路線を警戒 自民「敵失頼み」見直し - 産経新聞(6月5日)
・ 自民に強い危機感 古い体質払拭できず、迫られる戦略見直し - 産経新聞(6月5日)




Fri, June 04, 2010 21:19:47
菅内閣はさらに危険である:ロックフェラー路線の肝いりではないか


テーマ:サギ山師売亡国独裁奴隷根性国家癌政権


MSN産経ニュース
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【ワシントン=佐々木類】菅直人新首相について、米政府は、鳩山政権下でぎくしゃくした日米同盟の立て直しに期待を寄せている。ゲーツ国防長官は3日、アジア安全保障会議出席のため、シンガポールに向かう機中で次……続きを読む

官僚に利用されるだろう。日本の亡国が近い。民主党を政権から引きずり落とすことが必要だ。

菅首相誕生】郵政法案、無条件受け入れ 連立優先で“官”肥大化
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菅直人新首相は、国民新党亀井静香代表との会談で、郵政改革法案の今国会成立を無条件で受け入れた。金融業界からは「民業圧迫」への不満が噴出し、国会で十分な審議が行われていないことに批判も高まっているが、連立維持を優先した。民間から資金を吸い上げ、非効率で ...