検討問題:共時性とは何か:media point cosmos

検討問題:共時性とは何か:media point cosmos


テーマ:検討問題:思考実験・(作業)仮説・備忘録


ユングの言う共時性synchonicityを私はよく経験するが、これは、PS理論で、簡単に説明できそうだ。
 結局、現象(内的現象であれ、外的現象であれ)は、Media Point(以下、mp)を源泉として、生起する。
 そして、mpは、虚軸世界(虚次元)を形成している。おそらく、虚軸世界(以下、虚界)が、普遍的であり、且つ、超時間的、乃至は、虚時間的であると考えられる。
 わかりやすく言うと、ある事象を精神電磁波事象とすると、ある精神電磁波事象が時空界1に存する人間1に生起するとき、mpを介して、その精神電磁波が時空界2に存する人間2のmpを介して、共鳴・共振(Media Resonance)して、同様の精神電磁波現象(エネルゲイア)を生起させるということである。
 これが、共時性現象力学の説明(仮説)である。mpにおける虚界が超越的普遍空間であるために、おそらく、無時間で共時性現象が生起するのである。これは、量子力学における長距離相関事象と関係する事象である。
 そこでは、量子は虚界に存しているのであり、長距離とは仮象に過ぎない。
 問題は、虚界又はmpにおける「時間」のことである。虚時間が考えられるのが、これは、検討課題にする。


追記:私の勘(妄想?)では、最近の地震や火山噴火は、虚界になんらかの未来記録、つまり、天災の集中する未来記録があり、それが、今や現実化(エネルゲイア化)しているのではないかということである。
 シュタイナーは、アカシャ年代記アカシック・レコード)のことを述べている。虚界の未来記録はこれに当たるかもしれない。
 つまり、虚界という媒体に未来や過去の記録があるのである。そして、未来の記録が、mpを介して、現象化するというこになるということになる。


追記2:天命とも言えるが、天知である。


追記3:天記、天刻、天録、天載。


追記4:虚時間であるが、E=mc^2を活用すれば、
E⇒mc^2で、(+ic√m)*(-ic√m)⇒mc^2である。
だから、±icに虚時間が含まれていると言えよう。


参考:

* 事象の地平面はどういう形で現れるか (0)
* 複素平面と四次元抽象イメージの関係(修正) (0)

シムダンス「四次元能」



労働者の〈道徳〉

愚樵空論


シンクロニシティ
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曖昧さ回避 この項目では、分析心理学について記述しています。その他の用法については「シンクロニシティ (曖昧さ回避) 」をご覧ください。


シンクロニシティ(英語:Synchronicity)とは「意味のある偶然 の一致」のことで、日本語訳では「共時性(きょうじせい)」とも言う。非因果的な複数の事象(出来事)の生起を決定する法則 原理 として、従来知られていた「因果性」とは異なる原理として、カール・ユング によって提唱された独 : Synchronizitätという概念 の英訳である。 何か複数の事象が、「意味 ・イメージ」において「類似性・近接性」を備える時、このような複数の事象が、時空間の秩序で規定されているこの世界の中で、従来の因果性では、何の関係も持たない場合でも、随伴して現象・生起する場合、これを、シンクロニシティの作用と見なす。

ユングは、ノーベル物理学賞 受賞理論物理学者 ヴォルフガンク・パウリ と後に1932年から1958年までパウリ=ユング書簡と呼ばれるパウリの夢とそれに対するユングの解釈におけるシンクロニシティの議論をし、それをまとめて共著とした"Atom and Archetype:The Pauli/jung Letters, 1932 - 1958"(『原子と元型』)を出版している。

一般的概念 [編集 ]

ユングは、全てではないにせよ、いくつかの「偶然 の一致」(coincidences)は単なる文字通りの「偶然」ではなく、非因果的な複数の事象の「同時発生(co-inciding)」 か、あるいは普遍的な事象を作り出す力の連続性によるものであると信じたのである。これらの力により、直観 的な意識 と行動が調和する過程を、ユングは「個体化 」と名付けた。集合的無意識 (collective unconscious)による、個体化された人間の意識のコミュニケーション を通じて、現実の出来事が形成されるというのが、ユングの主張であった。

ユングの説明によれば、シンクロニシティとは「非因果的連関の原理」、言い換えれば因果関係の外部、あるいは因果関係に付随して働く連絡の形式である。

ユングシンクロニシティの最も有名な例は、プラム・プディング に関わるものである。ユングの語るところによれば、1805年にフランス の詩人エミール・デシャン (Émile Deschamps )が、ドゥフォルジュボー(de Forgebeau)氏からプラム・プディングをご馳走してもらったことがあった。その10年後の1815年、デシャンはパリ のレストランでメニューからプラム・プディングを注文したが、給仕は最後のプディングが他の客に出されてしまったと告げた。その客とはドゥフォルジュボー氏であった。更に17年経過した1832年デシャンはある集会で再びプラム・プディングを注文した。デシャンは昔の出来事を思い出し、「これでドゥフォルジュボー氏が居れば役者が揃う」と友人に冗談で話していた。まさにその瞬間、年老いたドゥフォルジュボー氏が部屋に入ってきたとのことである。

ユングの説明とは裏腹に、デシャン自身はドゥフォルジュボー氏の名を「ドゥフォンジビュ(de Fontgibu)侯爵大佐」としていて、ナポレオン に敵対して戦ったと書いている。しかし「ドゥフォンジビュ」という名の軍人貴族はフランス史のどこにも登場しないため、このプラム・プディングの話はデシャンによる作り話と考えられる。
批評 [編集 ]
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シンクロニシティの理論 は科学 的方法による検証が不可能であり、概ね科学よりも疑似科学 であると見做されている。確率論 は、何の普遍的な連続性の力の介入なしに、普通の世界でプラム・プディングのような出来事の説明を試みることができる。しかしながら、その蓋然性を実際に計算するのに必要となる正確な変数を発見することはできない。これは、特定の個人的体験を記述するのにシンクロニシティが良いモデルでないという事ではない――が、シンクロニシティが「厳然たる事実」、すなわち我々の世界に現存する原理であると考えることを、拒否される理由ではある。

シンクロニシティは呪術的思考 に陥っていると、主張する者もいる。

科学的手法 が適用できるのは、(1)再現可能であり、(2)観測者から独立しており、(3)定量化できる現象のみに限られるが、シンクロニシティが科学的に「証明可能」でないとする議論の大部分は、レッド・ヘリング (訳注:「注意をそらせるおとり」の意味)である。

当然ながら、観測者独自の経歴がシンクロニシティによる出来事に意味を与える以上、シンクロニシティによる出来事は、観測者から独立していない。シンクロニシティによる出来事に関する独特な前歴がなければ、その出来事は誰にとっても、他の無意味で「ランダム」な出来事のようにしか見えない。シンクロニシティの原理は、自然界の出来事の連続性が持つ意味への疑問そのものを呼び起こす。

古典的な感覚 では科学的に立証不可能ではあるが、ユングの表現する「非因果的連関の原理」の、より科学的な用語である「相関性 」においては、シンクロニシティ現象の科学的な根拠は、発見されるかもしれない。

「相関性は因果関係を意味しない」は、よく知られた科学の原則である。しかし、相関性は古典的な因果関係によらず、現象間に共有される物理的性質かもしれない。遠く離れた出来事が、直接に物理的な因果関係で結ばれることなく相関性を持ち得るのは、量子力学 の相関関係において明確に表されている(「非局所性 」を参照)。

ユング自身、この説を提唱する際、占星術の誕生宮と結婚のパートナー選択の対応を検分し、共時性原理を見出そうとしたが、調査対象が占星術を真剣に信奉している者たちであり、任意の標本ではなかった。ゆえに統計学的な基礎条件を備えていなかった。


関連項目 [編集 ]

* 分析心理学
* 元型
* 超常現象
* 23エニグマ
* Littlewood's law (en)
* 集合的無意識
* カール・グスタフユング
* サブカルチャー
* グリセリン - シンクロニシティの例として広まった誤った説に関する説明がある。
* パウリ効果

外部リンク [編集 ]

* Psychovision, Synchronicity page
* http://www.dreamscape.com/morgana/naiad2.htm
* http://www.syncharkive.com/

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B7%E3%83%B3%E3%82%AF%E3%83%AD%E3%83%8B%E3%82%B7%E3%83%86%E3%82%A3 」より作成
カテゴリ : 分析心理学 | 神秘学 | 超常現象

Synchronicity
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This article is about the philosophical concept. For other uses, see Synchronicity (disambiguation) .

Synchronicity is the experience of two or more events that are apparently causally unrelated occurring together in a meaningful manner. To count as synchronicity, the events should be unlikely to occur together by chance.

The concept does not question, or compete with, the notion of causality . Instead, it maintains that just as events may be grouped by cause, they may also be grouped by their meaning. Since meaning is a complex mental construction, subject to conscious and subconscious influence, not every correlation in the grouping of events by meaning needs to have an explanation in terms of cause and effect.

http://en.wikipedia.org/wiki/Synchronicity






  1. iと-iは独立した超越的力である


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二重らせんの問題であるが、思ったのは、易である。それは、陰陽のいわば、六元論であり、2^6=64通りの順列ができる。これは、遺伝子に関係するコドンの数と一致するのである。
 そこで、+iが一つの螺旋、-iが他の螺旋を作り、両者で二重螺旋を形成するように考えられる。(らせんの情報は思うに、Z軸を考えればいいのかもしれない。)
 問題は、一般的には、らせん形状は一重であることである。どうして、二重らせんにならないのかである。
 思うに、現象はプラスに傾斜しているからではないのか。しかしながら、マイナスのらせんがどこかにあるはずである。それが、ダーク・マターではないだろうか。

追記:思うに、+iを陽電子、-iを陰電子としてもいいと思う。

参照:

電子と核は繋がっている (0)

シムダンス「四次元能」


参考:
コドン
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mRNA分子に沿って一連のコドンを示している。各コドンは3ヌクレオチドからなり、一つのアミノ酸を指定している。

コドンとは、核酸塩基配列 が、タンパク質 を構成するアミノ酸 配列へと生体内で翻訳 されるときの、各アミノ酸に対応する3つの塩基配列のことで、特に、mRNAの塩基配列を指す。DNA の配列において、ヌクレオチド 3個の塩基の組み合わせであるトリプレットが、1個のアミノ酸を指定する対応関係が存在する。この関係は、遺伝暗号、遺伝コード(genetic code)等と呼ばれる。

ほぼ全ての遺伝子は厳密に同じコードを用いるから(#RNA コドン表 を参照)、このコードは、しばしば基準遺伝コード(canonical genetic code)とか、標準遺伝コード(standard genetic code)、あるいは単に遺伝コードと呼ばれる。ただし実際は変形コードは多い。つまり、基準遺伝コードは普遍的なものではない。例えばヒトではミトコンドリア内のタンパク質合成は基準遺伝コードの変形したものを用いている。

遺伝情報の全てが遺伝コードとして保存されているわけではないということを知ることは重要である。全ての生物のDNAは調節性塩基配列、遺伝子間断片、染色体の構造領域を含んでおり、これらは表現型の発現に寄与するが、異なった規則のセットを用いて作用する。これらの規則は、すでに十分に解明された遺伝コードの根底にあるコドン対アミノ酸パラダイムのように明解なものかも知れないし、それほど明解なものではないかも知れない。
簡易解説・コドン [編集 ]
コドンはmRNA上にある [編集 ]

コドンは、厳密には、実際のタンパク質の設計図として機能するmRNA 中に存在している、アミノ酸1個に対応したヌクレオチドの塩基3個の配列のことを指す。RNAヌクレオチドの塩基は、A(アデニン )、C(シトシン )、G(グアニン )、U(ウラシル )の4種類がある。そして、mRNA中の塩基の配列は、細胞 で遺伝情報を保持しているDNAから転写 されて作製されるので、コドンをDNA中の塩基の配列と考えることもできる。その場合、塩基のU(ウラシル)をT(チミン )に置き換えて読む。
遺伝コードにおける塩基とアミノ酸の対応 [編集 ]

タンパク質を構成する主要なアミノ酸は20種類ある。一方、DNAの構成要素であるヌクレオチドの塩基は、上記のようにわずか4種類である。アミノ酸20種類を区別して指定するのに、塩基1つでは4種類しか区別できず、また、塩基2つの組み合わせでも4×4 = 16種類しか区別できないので足りない。実際の生体内では3個ずつの塩基が1セットになって、アミノ酸1個に対応する形でタンパク質をコードしている。塩基3個の場合、理論的には、4×4×4 = 64種類を区別してコードすることが可能である。実際には、20種類のアミノ酸に加え、どのアミノ酸にも対応しないコドンもあり、ペプチド鎖合成の終了を意味している。これは終止コドン と呼ばれる。また、1つのアミノ酸は複数のコドンと対応している場合が多い。
生物種による利用コドンの偏り [編集 ]

RNAコドン表は、mRNA上にあるコドンとそれが指定するアミノ酸との関係を示した表である。 原核生物と真核生物など、生物の種類によって用いているコドンは下記のコドン表とは一部異なっている場合もある。

また、複数のコドンが対応しているアミノ酸では、生物種によって、また同種生物内でも遺伝子によって同義コドンを用いる頻度の傾向が大きく異なり、自己組織化写像 などを用いることによってDNA断片から生物種を推定することが出来る。この頻度の違いをコドン出現頻度 (codon usage, codon frequency)の違いという。コドン出現頻度の違いは遺伝子の発現量やそのコドンに対応する tRNA の量と関係があることが知られている。発現量の多い遺伝子のコドン出現頻度の偏りは大きくなり、頻出するコドンに対応する tRNA は細胞内の存在量も多い。これは組換えタンパク質を本来の生物種とは異なる生物種で発現させる際などに問題になる。例えば、ある導入遺伝子に使われているコドンが、ホスト細胞では頻度の低いコドンである場合には、導入遺伝子産物の生産が少ないといったことが起こりうる。このような場合には導入遺伝子にサイレント突然変異を起こしコドンを最適化したり、導入細胞側にマイナー tRNA を過剰に発現させたりすると改善される場合もある。
遺伝コードの解読 [編集 ]
The genetic code

DNAの構造がジェームズ・ワトソン 、フランシス・クリック 、モーリス・ウィルキンス 、ロザリンド・フランクリン らによって解明されたあと、タンパク質が生体内でどのようにコードされているかということの解明に向けて真剣な努力が払われた。ジョージ・ガモフ は、生体の細胞内でタンパク質をコードするのに用いられている20ほどの異なるアミノ酸を指定するのに3文字の暗号が用いられていると仮定した(なぜなら4nが少なくとも20以上であるようなnは3が最小だから)。コドンがまさにDNAの3塩基に対応しているという事実を最初に示したのはクリックとシドニー・ブレナー らの実験である [1] 。はじめて一つのコドンを明らかにしたのは1961年、アメリ国立衛生研究所 のマーシャル・ニーレンバーグ とハインリッヒ・マッタイであった [2] 。彼らは無細胞系でポリウラシルRNA配列(これは生化学的記号でUUUUU....と表される)を翻訳した。合成できたポリペプチドフェニルアラニンのみからなるものであることを発見した。このことから、コドンUUUがアミノ酸フェニルアラニンを指定すると推定した。ニーレンバーグと共同研究者らはこの研究を推し進めていって、個々のコドンのヌクレオチド組成を決定することができた。配列の順序を決定するのに3ヌクレオチドリボソームに固定され、アミノアシルtRNAを放射線標識して、どのアミノ酸がコドンに対応するかを決定した。ニーレンバーググループは64コドン中54の配列を決定できた。続いてハー・ゴビンド・コラナ が残りのコドンを決定することができた。その後程なくロバート・W・ホリー が翻訳の際のアダプター分子であるtRNAの構造を明らかにした。この研究は、1959年にRNA合成の酵素学に関する研究によってノーベル賞を受賞したセベロ・オチョア の初期の研究に基づいていた。1968年にコラナ、ホリー、ニーレンバーグらも生理学あるいは医学ノーベル賞を受賞した。
遺伝コードを介して情報を伝達する [編集 ]

生物のゲノムはDNA中に刻まれている。ウイルスの中にはゲノムがRNAに刻まれているものもある。ゲノム中で1つのタンパク質あるいは1つの RNAをコードしている部分を遺伝子という。タンパク質をコードしている遺伝子はコドンと呼ばれる3ヌクレオチドの単位から構成されており、各コドンは1つのアミノ酸をコードしている。コドンのサブユニットである各ヌクレオチドはさらにリン酸、デオキシリボース、窒素を含んだ4種類のヌクレオチド塩基のうちの1つ、という要素からなる。プリン塩基のアデニン(A)とグアニン(G)は大きな塩基で芳香環を2つもつ。ピリミジン塩基のシトシン(C)とチミン(T)は小さい塩基で芳香環を1つしかもたない。DNA鎖は2重らせん構造を取るとき、塩基対結合として知られる配置によって水素結合で互いに会合している。これらの結合はほとんど常に、一方の鎖のアデニンと他方の鎖のチミンの間、同じくシトシンとグアニンの間で行われる。これは2重らせん中のAとTの数、同様にGとCの数が同じであることを意味している。RNAの場合はチミン(T)の代わりにウラシル(U)が用いられ、デオキシリボースの代わりにリボースが用いられる。

タンパク質をコードする遺伝子はDNAに類縁のポリマーRNAである鋳型分子、メッセンジャーRNAあるいはmRNAに転写される。この分子は続いてリボソーム上でアミノ酸鎖つまりポリペプチドに翻訳される。翻訳プロセスは個々のアミノ酸に特異的なトランスファーRNAを必要とする。アミノ酸は tRNAに共有結合している。グアノシン3リン酸(GTP)がエネルギー源となり、一群の翻訳因子も必要である。tRNAはmRNAのコドンに相補的なアンチコドンをもっており、3'末端のCCAで共有結合によってアミノ酸を結合・保持する。各tRNAは特異的なアミノ酸をアミノアシルtRNA合成酵素によって結合・保持する。この酵素アミノ酸と、対応するtRNAの双方に高い特異性をもっている。これらの酵素に高い特異性があることが、タンパク質の翻訳が厳密に行われることの主要な理由である。

3ヌクレオチドからなるトリプレットコドンによって可能なコドンの組合せは、43=64種類ある。実際、標準遺伝コードの 64コドン全てがアミノ酸あるいは翻訳ストップシグナルに割り当てられている。例えばRNA塩基配列がUUUAAACCCであったとしよう。読み枠は先頭のU(慣例により5'から3'とする)から始めてコドンを当てはめると3コドンが得られる。つまり、UUU、AAA、CCCである。各コドンは1つのアミノ酸に対応し、このRNA塩基配列は3アミノ酸からなる配列に翻訳される。コンピュータ科学に比較対照されるものを求めると、コドンはワード に相当し、データ操作の標準的な単位であり(タンパク質のアミノ酸1つのように)、ヌクレオチド1つは1ビットに相当する。

標準遺伝コードが次の表に示されている。表1は64コドン各々がどのアミノ酸に対応するかを示す。表2は翻訳される標準的なアミノ酸20個の各々がどのコドンに対応するかを示す。これらは、それぞれ、コドン対照表およびコドン逆対照表と呼ばれる。例えばコドンAAUはアスパラギンに対応し、UGUと UGCシステインに対応する(アミノ酸を標準的な3文字記号で表すとそれぞれAsnとCysである)。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B3%E3%83%89%E3%83%B3