シュタイナー精神学とPS理論:+1が月(物質)であり、-1が太陽(精神

シュタイナー精神学とPS理論:+1が月(物質)であり、-1が太陽(精神)である。


これは、精神学者シュタイナーの思想に関わるので、特殊な問題である。しかし、PS理論に関わる面があるので、考察を行ないたい。(以下は、一般の人は無視されたい。おそらく、チンプンカンプンのはずである。)
 シュタイナーはヤハウェを月に存した太陽霊としている。(因みに、シュタイナーの精神学は実に東洋的なのである。彼は太陽霊をキリストとしているが、実はこれは、アフラ・マズダーなのである。つまり、シュタイナー精神学とは、ゾロアスター教的精神学なのである。あるいは、比較精神学である。)
 この月に存した太陽霊が問題なのである。先の検討では、ヤハウェは+1となるのであるが、シュタイナーの思想では、-1である。実陰に存する太陽霊なのである。
 ここで想起すべきは、シュタイナーは物質を月に、精神を太陽に見ていることである。
 それから考えると、+1は月になるのであり、-1が太陽になるのである。だから、ヤハウェが月にいる太陽霊であるというのは、+1である太・陽と一致するのである。
 だから、PS理論的陰陽論とシュタイナーの精神学は一致することになるのである。

追記:そうすると、更なる問題は、エーテル体とアストラル体と「自我」である。+1を形成するエネルギーがエーテル体であり、-1を形成するエネルギーがアストラル体ではないだろうか。そして、「自我」、正確には、自己は、 Media Pointの垂直的認識であると考えられる。これらの点については、精緻に検討する必要がある。


参考:
『父権的自我の力学について:父権は母権に包摂される:二つの陰陽:虚軸の陰陽と実軸の陰陽』
http://ameblo.jp/renshi/entry-10479923357.html
Japonesian Trans-Apocalypse:Trans-Modern New Platonic Trans-Creation