明治欧化/戦後近代合理主義と日本の伝統の差異共振主義の喪失:国学

明治欧化/戦後近代合理主義と日本の伝統の差異共振主義の喪失:国学から疑え


テーマ:日本新ルネサンスへ:東洋と西洋の統一へ


スロー人ロハス氏の最近の考察は納得できるものが多い。以下の論考は一見、左翼的、戦後的発想の人からは反発を受けるだろうが、その本質を見れば、それが、まっとうなことだとわかるだろう。
 私見では、(遼太郎の)坂本竜馬は、実に、日本の伝統的思想を体現した人物である。つまり、差異共振主義である。それが、明治維新の欧化によって、失われ、戦後の近代合理主義の洗脳/マインドコントロールによって、まったく喪失したと言えよう。
 日本人は軽薄者になってしまったのである。一言言えば、日本の伝統思想とは、他者の思想である。自己と他者とが差異的に共鳴する思想が日本の伝統思想なのである。これを壊したのは、私は国学本居宣長国学だと考えている。以前も述べたが、国学キリスト教一神教の影響を受けて、多神教ではなく、一神教的神観念を形成したと考えられる。

『国体の本義』と、口にしない憤り
 佐藤優氏の近著に『禁書『国体の本義』を読み解く日本国家の神髄』(産経新聞社刊)がある。


 大変興味深く読んでいる。これまでこういうGHQの下で禁書となった書が戦後、表に出てくることはめったになかった。


 そういう意味で大変興味深い。とりわけ現代のように「日本」を日本人自身が見失ってしまっている時代においては、その価値は図りしれないと思う。
http://ameblo.jp/adco/entry-10465130025.html


スロー人ロハス-自由と資本主義と礼節