金融資本主義批判:金融資本=陽=イデア中心主義の為、協働=陰=存
金融資本主義批判:金融資本=陽=イデアで協働=陰=存在を喪失:イデア資本主義と陰陽共振資本主義
テーマ:無双陰陽原理/トランス・サイエンス
これから、森気(樹)美容浴をしたり、明日からの仕事の準備のため、余裕がないので、ざっと言う。
先に、プラトンのコーラに関して、それは陰=(原)存在ではないかと述べた。そして、陽=イデアということになるのである。
【プラトンのコーラと陰(肚):古代ギリシア文化は、陰(ディオニュソス)がベースで陽(アポロ)が開花 http://ameblo.jp/neomanichaeism/entry-11442507200.html】
この図式を資本主義に適用できると思った。即ち、
陽=イデア=金融資本
陰=存在=協働・共同力
陰陽共振によって、協働(共同)資本主義になる。そして、実際、二つの資本主義が今日併存していると考えられる。即ち、金融資本主義と協働資本主義である。
前者は利己中心主義であり、後者は利他主義的である。(シュタイナー経済学は、資本主義における分業のもつ利他主義を説いている。)
とまれ、重要な点は、陽=イデア=金融資本主義とは、実体、実在、現実、物質性が欠落しているということである。喩えて言えば、幽霊である。幽霊資本主義である。あるいは、ゾンビ資本主義である。
これは、具体的には、グリーンバックや日本銀行券を輪転機でいくらでも刷れる、コピーできるということである。
ところで、反対に言うと、社会主義・共産主義とは、陽=イデア=金融資本を否定して、陰=存在=協働・共同力だけを肯定したのである。そのために、創造的生産性が欠落して、瓦解したのである。
結局、創造的協働資本主義には、陰陽共振が必要であるということである。陽=イデア=金融資本と陰=存在=協働・共同力の共振・共鳴・結合・融合・調和が必要ということである。
わかりやすく言えば、
陽=イデア=資本
陰=存在=労働
の共振が必要であるということである。
しかし、今日、陽=イデア=資本が金融資本主義として支配的なので、資本主義は世界=地星(地球)=自然、世界民衆にとって、破滅的になっているのである。
創造的協働資本主義の構築のためには、個民から始める必要がある。個的経済共同体、個的通貨、個的共同体銀行等が必要になるだろう。
陰陽共振共同体を創ること、これが、未来の燈である。
追記:イデア界は太極界として、プラトニック・シナジーplatonic synergyの考え方を否定したが、今、上記の視点では、プラトニック・シナジーの考え方が戻っているのである。だから、無双PS原理の名称を復活してもいいのである。
思うに、無双PS陰陽原理ないし無双陰陽PS原理とするのがいいのではないだろうか。少し長くなるが。
後で検討したい。