検討問題:日本的霊性の大地とはマイナス1ではないのか。

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検討問題:日本的霊性の大地とはマイナス1ではないのか。


テーマ:検討問題:思考実験・(作業)仮説・備忘録


マイナス1という根源はいろいろな問題を解決するように思える。例えば、大地の問題である。
 これは、ギリシア神話では、デーメーテールであり、エレウシスの秘儀に通じる。
 また、日本神話では、国之常立神ではないだろうか。
 D.H.ロレンスは大地にdark sunを見ているが、これは、正に、マイナス1ではないのか。根源の大地=太陽ではないのか。
 鈴木大拙の『日本的霊性』は大地の霊性を説いているのであり、それは、正に、マイナス1の身体的霊性だと思う。
 今はここで留める。


参考:
鈴木大拙「日本的霊性(にほんてきれいせい)」を読む
麻布善福寺に建っている親鸞聖人像  仏教とははたして何であるのか。仏教に関する本がそれこそ夥しいほどに出版されているのは、畢竟仏教とはよくわからないものだからではないだろうか。
 仏教は宗教なのか哲学なのかさえよくわからない。哲学ならばそこに論理が存在するはずだが、一般の論理は仏教においては使いものにならない。
 「日本的霊性」の著者である鈴木大拙大乗仏教の根本原理を「即非の論理」と呼んでいる。これは肯定が否定で、否定が肯定だということで論理でも何でもない。たとえば「世界は即ち世界に非ず、是れ世界なり」の類である。この考えが仏教の根本原理といわれてもとまどうばかりである。

 「日本的霊性」は日本の仏教について書かれたものである。たいへん難解ではあるが、鈴木の語り口が面白く、親しみの湧く書である。
 鈴木は日本の仏教は日本的霊性が覚醒されたときにおこったといっている。そして、日本的霊性をもって日本の仏教を解明していく。
 まず、霊性とは何かというと、次のように説明する。

<なにか2つのものを包んで、2つのものがひっきょうずるに2つでなくて1つであり、また1つであってそのまま2つであるということを見るものがなくてはならぬ。これが霊性である。>
http://meityo.blog44.fc2.com/blog-entry-17.html
名著を読む

国之常立神
出典: フリー百科事典『ウィキペディアWikipedia)』

国之常立神(くにのとこたちのかみ)は、日本神話 に登場する神 である。『古事記 』では国之常立神、『日本書紀 』では国常立尊と表記されている。別名、国底立尊(くにのそこたちのみこと)。

天地開闢 の際に出現した神である。『古事記』においては神世七代 の一番目に現れた神で、別天津神 の最後の天之常立神 (あめのとこたちのかみ)と対を為している。独神 (性別のない神)であり、姿を現さなかったと記される。『日本書紀』本文では、国常立尊が最初に現れた神としており、男神であると記している。他の一書においても、一番目か二番目に現れた神となっている。『記紀』ともに、それ以降の具体的な説話はない。

神名の「クニノトコタチ」は、国の床(とこ、土台、大地)の出現を表すとする説や、国が永久に立ち続けるの意とする説など、諸説ある。

日本書紀』では最初、『古事記』でも神代七代の一番目に現れた神とされることから、始源神・根源神・元神として神道理論家の間で重視されてきた。伊勢神道 では天之御中主神豊受大神 とともに根源神とした。その影響を受けている吉田神道 では、国之常立神天之御中主神と同一神とし、大元尊神(宇宙の根源の神)に位置附けた。その流れを汲む教派神道 諸派でも国之常立神を重要な神としている。例えば大本教 では、根本神である艮の金神国之常立神と同一神であるとされ、1944年 (昭和 19 年)6月10日 に千葉県 成田市 台方の麻賀多神社岡本天明 に降ろされた日月神示 もこの神によるものとされる。

国土形成の根源神、国土の守護神として信仰され、以下の諸社で祭られている。

* 山王神社岩手県 胆沢郡 金ケ崎町 )
* 倉馳神社 (岩手県 胆沢郡 金ケ崎町 )
* 荒沢神社 (宮城県 本吉郡 南三陸町
* 戸倉神社 (宮城県 本吉郡 南三陸町
* 蘇羽鷹神社 (千葉県 松戸市
* 日枝神社 (東京都 千代田区
* 大鳥神社 (東京都 目黒区 )
* 御嶽神社 (長野県 木曽郡 王滝村
* 山津照神社 (滋賀県 米原市
* 城南宮 (京都府 京都市 伏見区
* 玉置神社 (奈良県 吉野郡 十津川村
* 熊野速玉大社 (和歌山県 新宮市 )の相殿
* 若桜神社 (鳥取県 八頭郡 若桜町 )
* 小村神社 (高知県 高岡郡 日高村

関連項目 [編集 ]

* 日本の神の一覧

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9B%BD%E4%B9%8B%E5%B8%B8%E7%AB%8B%E7%A5%9E 」より作成

デーメーテール
出典: フリー百科事典『ウィキペディアWikipedia)』
デーメーテール女神

デーメーテール(古典ギリシア語 :Δημήτηρ, Demeter)は、ギリシア神話 に登場する女神 である。長母音 を省略してデメテルとも表記される。豊穣神であり、穀物 の栽培を人間に教えた神 とされる。オリュンポス十二神 の一柱。その名は古典ギリシア語で「母なる大地」を意味する。「掟をもたらす者」という意味の「デーメーテール・テスモポリス」という添名がある。
概説 [編集 ]

クロノス とレアー の娘で、ゼウス の姉にあたる。ゼウスとの間に娘コレー (後の冥府の王妃ペルセポネー )をもうけたが、その経緯はゼウスがデーメーテールに無理やり迫った挙句、無理やり子供を作らされた為、ゼウスにあまり良い印象を持っていなかった(ただし子供であるペルセポネーには愛情を注いでいた)。さらに兄弟の海神ポセイドーン からも無理強いされ、秘儀の女神デスポイアと1頭の名馬アレイオーン (アリーオーン)を生んだ。最も有名な恋人のイーアシオーン はゼウスの嫉妬によって稲妻に撃たれた。
神話 [編集 ]
ペルセポネーの略奪 [編集 ]
ペルセポネー の略奪

デーメーテールの娘コレー (ペルセポネー )は、行方が分からなくなる。何か悪いことに巻き込まれたのではないかと考えたデーメーテールは、犯罪に詳しい神と言われるヘカテー に問い掛ける。ヘカテーは「ペルセポネーはハーデース に冥界に連れ去られた」と答えた。女神は、ハーデースがペルセポネーを誘拐した事を知る。しかし、ゼウス達他の兄弟と違い純真で心優しい性格であるハーデースがそんなことをするはずがないと考えたデーメーテールは、地上の事は何でも知っているとされるヘーリオス に確認を求めた。

ヘーリオスは、「ゼウスが、ペルセポネーを后に迎えたいと言ったハーデースを唆し拉致させた」と女神に教える。デーメーテールはゼウスがこの誘拐に加担したことを知る(詳細は、ハーデース 、ペルセポネー の項を参照)。デーメーテールはゼウスに抗議するが、ゼウスは「冥界の王であるハーデースならば夫として不釣合いではないだろう」と言い訳する。デーメーテールはこれに激怒し、天界を捨て老女に変身しアッティカ のエレウシース に下った。この放浪の間のデーメーテールの行動についての伝説が各所に残されている。
ペルセポネーの帰還 [編集 ]

デーメーテールが地を放浪する間、大地は荒廃した。ゼウスは虹の女神イーリス を遣わしデーメーテールを説得したが、女神は怒りを解かず、コレー (ペルセポネー)の帰還を求め、それを条件として大地の豊穣神としての管掌を果たすことを答える。

ゼウスはハーデースに女神の意向を伝え、ペルセポネーを地上に帰還させた。ペルセポネーの帰還はデーメーテールに喜びをもたらし、それによって大地は再び豊穣と実りを取り戻した。これは穀物が地下に播かれ、再び芽吹いて現れることを象徴する神話とされる。

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秘儀の二柱女神 [編集 ]

デーメーテールの祭儀の中心はアッティカ のエレウシース にあり、その秘儀は有名であった。他に「二柱の女神」の名でギリシア各地でコレー (ペルセポネー)と共に祀られた。アテーナイ にはテスモポリア祭 というデーメーテールのための祭があり、豊穣を祈るために、秋(ピュアネプシオン月11日から13日)に女達が祝った。アリストパネース の『女だけの祭』はこのテスモポリア祭を題材とする。
デー メーテールとポセイドーン [編集 ]

アルカディア に伝わる神話では、デーメーテールは娘を捜して地上を放浪していた際、ポセイドーン に迫られた。デーメーテールは彼を避けて牝馬 の姿となり、オンコス 王の馬群の中に紛れ込んだ。しかしポセイドーンは彼女を発見し、自分も牡馬 の姿となって女神と交わった。

この結果、デーメーテールは一人の娘と名馬アレイオーン を生んだ。娘の名はデスポイナ と呼ばれるが、これは単に「女主人」の意に過ぎず、実際の名は密儀の参加者以外には明らかにされていない。この時のポセイドーンに対するデーメーテールの怒りはすさまじく、怒りの女神エリーニュース と呼ばれたほどであった。風光明媚で名高いラードーン川 の流れで沐浴 するまで女神の怒りは続いたとされる。
馬の誕生の神話 [編集 ]

別の話では、自らに求愛してくるポセイドーンに最も美しい陸上の生物を贈るように女神は伝えた。今まで海のニュンペー を驚かせるためのタコやイソギンチャクのような奇怪な姿の海の生物しか作らなかったポセイドーンにとっては難しい話であったが、苦労を重ね一体の動物を完成させた。これによってできあがったのが馬 だとされる。馬が完成するまでにラクダ 、キリン 、カバ 、シマウマ のような数多くの失敗作が生まれることとなった。この後、馬の仕上がりに満足したポセイドーンはデーメーテールのことを忘れたとも、馬のできばえに感心したデーメーテールはポセイドーンと打ち解け、不仲だった二人の関係が改善したともされる。
その他 [編集 ]

アルカディアのピガリア にはデーメーテールとポセイドーンの婚姻が伝わる洞窟があり、そこには黒衣を纏い、馬の頭を持つデーメーテール像があったと伝えられている。神話確立前のデーメーテールは馬の頭をした女神でもあった。

ローマ神話 ではケレース と同一視された。

比較神話学 的には、地母神 として東方由来の神とされる。
関連項目 [編集 ]
ウィキメディア・コモンズ
ウィキメディア・コモンズ には、デーメーテール に関連するカテゴリがあります。

* コレー - ペルセポネー - おとめ座
* ハーデース
* エレウシース - テスポモリス祭


執筆の途中です この「デーメーテール」は、ギリシア神話に関連した書きかけ項目 です。この記事を加筆・訂正等して下さる協力者を求めています 。(WPJ:ギリシア神話 /P:神話伝承 )
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%87%E3%83%BC%E3%83%A1%E3%83%BC%E3%83%86%E3%83%BC%E3%83%AB 」より作成

エレウシス
出典: フリー百科事典『ウィキペディアWikipedia)』
(エレウシース から転送)
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エレウシス(ギリシア語 :Ελεύσινα、英語 :Eleusis)とは、古代ギリシアアテナイ に近い小都市(現代のElefsina)。ギリシア神話 に登場する女神デメテル の祭儀の中心地として知られる。また、古代の悲劇 詩人アイスキュロス の生誕地でもある。
エレウシスの秘儀 [編集 ]
テレステリオン(秘儀堂)跡

デメテルの祭儀はエレウシスの祭儀、またはエレウシスの秘儀と呼ばれ、古典古代 時代最もよく知られた秘儀のひとつであり、しばしばたんに「秘儀」として言及されることもある。


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http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A8%E3%83%AC%E3%82%A6%E3%82%B7%E3%83%BC%E3%82%B9