私見:これからの世界と日本:日本の覚醒:トランス・モダン・日本

私見:これからの世界と日本:日本の覚醒:トランス・モダン・日本


テーマ:トランス・モダン社会/世界の創造・構築


今や、正に、近代世界、近代西欧世界が終わろうとしている。
 日本は、明治維新によりアジアにおいて、「近代化」し西欧化した。しかし、明治維新は単に「近代化」ではなく、「トランス・モダン」を本来志向していたのであるが、国学一神教ナショナリズム路線によって、それが抹殺されたのである。換言すると、明治維新は、トランス・モダン的社会的進化を意味していたのであり、それは、他のどの「革命」より、未来的だったと考えられるのである。
 とまれ、日本は国家破産となるだろう。そして、大部分は、中国の奴隷となるだろう。
 しかしながら、中国は本質的に二重文化である。帝国主義と民衆主義である。この後者に日本は共振すべきである。中国は他者である。
 また、中国は合理主義であるから、合理主義に撤すれば、納得されるのである。
 思うに、日本はこれから、暗黒の世紀となる可能性がある。しかし、その後、日本の伝統的遺伝子が甦り、復活する可能性はあるだろう。
 つまり、日本の伝統的精神文化の母権的多神教と共振する新世界が生まれるのであり、ここに日本の再生が懸かっていると言えるのであるが、愚民は何もわかっていないである。
 わかりやすく言えば、坂本龍馬の発想とは、日本伝統精神文化なのである。狂気の「大東亜戦争」に突き進んだ発想とは、父権的一神教の狂信主義なのである。