ベクトル・モード・ポリフォニー:Multiple Media Aesthetic Resonan

ベクトル・モード・ポリフォニー:Multiple Media Aesthetic Resonance


「とまれ、植物(だけではないが)のもつ黄金比等の美的電磁波が複雑に共振して、無限に美的な印象をもたらすのだと思う(池泉回遊式庭園はそのような美学を感じる)。」
http://ameblo.jp/renshi/entry-10492335795.html


先に上のように書いたが、「美的電磁波が複雑に共振して」という箇所の「複雑に」はあいまいである。
 これは、音楽で言えば、ポリフォニーであると思う。美的電磁波のポリフォニーが原生林や雑木林に発生すると思われる。これは、形態や色彩におけるポリフォニー、美術的ポリフォニーである。
 しかしながら、電磁波(波動)であるので、音楽的ではある。つまり、音楽/美術的電磁波的ポリフォニーである。
 では、このポリフォニー美学の力学はいかなるものか。直感ではなにかフーガに似ているような感じがする。森の中のある樹木の美的電磁波を感受し、すぐ後で、他の樹木のそれを感受すると、最初の残響があり、それが、後の響きと重なるのである。
 とまれ、ポリフォニーという方が総合的である。(シンフォニーとも言えるが。)
 思うに、美的感受性はMedia Pointにあり、そこで、美を感受するのである。それは、内的な差異共振エネルギー(精神的数学的美的エネルギー)を生起させると思われる。だから、 Media Pointに多様な美的電磁波が入って、Media Pointで多元多様に共振すると考えられる。
 つまり、Multiple Media Resonance(MMR)が生起するが、それが、雑木林の外部や内部で感受する美の実態であり、ポリフォニーの力学であると考えられる。
 とまれ、ここで生じている精神的数学的美は単に視覚的美だけではなく、音楽的な美でもあるということになる。思うに、尾形光琳などの古典的日本美術に感ずる美には音楽性があるが、それは、これで説明できるのではないだろうか。一種共感覚的な美であるが。というか、共感覚こそ、このMMRで解明されると言えよう。
 感覚に即して言えば、Multiple Media Aesthetic Resonance と言えよう。そして、美が単に感覚的ではなく、精神的であることもこれで明確になる。
 後でさらに考察を行ないたい。


尾形光琳の松島図屏風」

http://yp1.jp/corporate/backnumber/2004/1114.html

株式会社ヤマプラ


J.S.Bach - The Art of Fugue - Contrapunctus 1
http://www.youtube.com/watch?v=aCUS5F-DI2o


Contrapunctus 1
http://www.youtube.com/watch?v=-a6KUAONwzM&feature=related


J.S.Bach - The Art of Fugue - Contrapunctus 14
http://www.youtube.com/watch?v=JbM3VTIvOBk&feature=related