不連続的差異論
(おことわり:キーワードは、原則として、一般的な事柄を載せるべき
でありますが、新しい理論を多くの人に知っていただきたいために、
ここに掲載しています。ご迷惑をおかけしますが、
ご寛恕のほどよろしくお願い申し上げます。)
★これは、ODA ウォッチャーズ氏とsophiologistがブログ上で出会って生まれた新しい理論である。端的に言えば、ジル・ドゥルーズの差異の哲学を、その連続性と不連続性との不整合さを取り除いて、後者中心に、首尾一貫・整合化したものである。これは、ポストモダニズム、ポスト構造主義の後退後や、グローバリゼーションを受けた後の、閉塞状況から生まれたものであり、多様な分野・領域での行き詰まりに解明・解決を与える統一的理論と考えられる。以下を参照されたい。
http://blog.melma.com/keyword/%c9%d4%cf%a2%c2%b3%c5%aa%ba%b9%b0%db%cf%c0
http://kaisetsu.ameblo.jp/category-232976bb6994bc1dc0108d98b2b3a1d0.html
http://renshi.ameblo.jp/category-c500ecea7a687b51817aff1be94a2ccf.html
http://blog.melma.com/00112192/
http://blog.melma.com/00135605/20050317203443
★「不連続的差異論は、2004年9月、ODA ウォッチャーズ氏(『海舌』http://blog.kaisetsu.org/)とブログ上で遭遇して、生まれた理論です。哲学や数学的思考が基本になっていますが、文系、理系を超えて、様々な分野、領域に応用・適用が可能な理論だと自負しています。ぜひ、ご理解いただきたいと思っています。簡単にご説明しますと、イデア界とは、根源の世界であり、理念的世界で、ここに不連続的差異が境界を隔てて、共存しています。そして、境界がゼロ化するのが、メディア界です。1/4回転です。私見では、ここでは、不連続的差異は、真後ろを向いていません。さらに、1/4回転して(結局、180度回転となる)、裏返しになり、現象界になるのではないかと思われます。結局、不連続的差異が連なって一様になっているのが、眼にする世界、現象界です。 喩えますと、イデア界=バッテリー、メディア界=エネルギー、現象界=運動となるでしょう。」
★不連続的差異
http://d.hatena.ne.jp/keyword/%c9%d4%cf%a2%c2%b3%c5%aa%ba%b9%b0%db?kid=98883
http://blog.melma.com/keyword/%c9%d4%cf%a2%c2%b3%c5%aa%ba%b9%b0%db
★後記:以下、不連続的差異論の新しい考え方がsophiologistから提起されている。これはまだ決定を見たものではなく、暫定的なものであるが、本理論の確立やさらなる発展のために役立つであろう。
http://blog.melma.com/00135605/20050322205819
http://d.hatena.ne.jp/antares/20050524
http://d.hatena.ne.jp/antares/20050525
http://d.hatena.ne.jp/antares/20050528
http://renshi.ameblo.jp/entry-d289c0176e3af660490d88bc80c5aa7a.html
★ODA ウォッチャーズ氏による不連続的差異論の新たな解明である『不連続的差異論ノート』が更新中である。
http://blog.melma.com/00138706/
★『不連続的差異論入門』として、本理論の平易な解説を始めた。
http://www.doblog.com/weblog/myblog/53913
★不連続的差異論の先駆として、ニーチェ/ドゥルーズ哲学だけでなく、フッサール現象学もそうであることが、考察された。
http://ameblo.jp/renshi/entry-10003750346.html
http://ameblo.jp/renshi/entry-10003779798.html
http://ameblo.jp/renshi/entry-10003913350.html
http://ameblo.jp/renshi/entry-10003954621.html
http://ameblo.jp/renshi/entry-10003982905.html
http://ameblo.jp/renshi/entry-10004264966.html
http://www.doblog.com/weblog/myblog/53913/1845359#1845359
★課題として、ホワイトヘッド哲学と不連続的差異論の比較論が、不連続的差異論を最終的に西洋哲学の集大成であり、また、新しい世界哲学であることを、検証することになると期待される。
http://ameblo.jp/renshi/entry-10004271406.html
http://ameblo.jp/renshi/entry-10004299001.html
★不連続的差異論とホワイトヘッド哲学との整合性・互換性の一つの試みが為された。まったくの試論段階であり、これから、さらに検討されねばならない。
http://ameblo.jp/renshi/entry-10004573995.html
http://ameblo.jp/renshi/entry-10004716499.html (アフォーダンス理論との関連に言及)
http://ameblo.jp/renshi/entry-10004985067.html (イデア界と現象界のインタラクションとしてメディア界を考えた。)
http://ameblo.jp/renshi/entry-10005006893.html (ホワイトヘッドの「把握」(抱握)prehensionの概念について、ドゥルーズの『襞』の考察を介して、不連続的差異論から捉え直した。即ち、イデア界とメディア界の境界(I/M境界:Idea/Media-Boundary)のもつ創造性として把捉した。
★イデア界とメディア界の境界問題を解明した。即ち、差異共存志向性(フッサールの志向性ないし間主観性・相互主観性に相当する)が、イデア界の力に存することを解明した。
http://ameblo.jp/renshi/entry-10004835272.html
★sophiologistによる仮説であるが、ガウス平面であるイデア界は、x軸とy軸の直交座標をもち、それに直交するz軸が時間軸となり、これにさらに直交するα軸、β軸、γ軸の空間軸を考えた。即ち、イデア界は、x軸とy軸であり、y軸がイデア界とメディア界の境界であり、y軸⇒z軸はメディア界であり、そして、z軸、α軸、β軸、γ軸が時空四次元を構成するのではないかと考えた。
http://sophio.blog19.fc2.com/blog-entry-19.html
http://ameblo.jp/renshi/entry-10004926125.html
★さらに展開させると、x、y,z,α、β、γ、δの7次元となった。これからもさらに検討を続ける。
http://ameblo.jp/renshi/entry-10004948722.html
http://ameblo.jp/renshi/entry-10005127872.html
★ID(インテリジェント・デザイン)理論、プラトンの『ティマイオス』の宇宙創造神デミウルゴス、ユダヤ神秘思想の原人アダム・カドモンの概念も、不連続的差異共存体であるイデア界の概念で説明できるようである。結局、イデア界である差異共存体が人間個体に超越論的に内在しているということになった。
http://ameblo.jp/renshi/entry-10004956144.html
http://ameblo.jp/renshi/entry-10004968981.html
http://ameblo.jp/renshi/entry-10004977242.html
★物理学、相対性理論と量子力学との統一等に関しては、ODAウォッチャーズ氏の『不連続的差異論ノート』を参照していただきたい。思うに、不連続的差異論を、超ひも理論やペンローズのツイスター理論と比較検討することで、最終的に、不連続的差異論は、文系、理系の分化を超克した絶対的超統一理論として完成すると考えられる。
http://ameblo.jp/renshi/entry-10004826864.html
★不連続的差異論の経済への適用として、不連続的差異共存資本主義が提起された。
http://ameblo.jp/renshi/entry-10004930190.html
http://ameblo.jp/renshi/entry-10005009762.html
★試論的段階であるが、イデア界の差異における垂直/水平力を提起した。これは、スピノザのコナトゥス(自己保存力)と一致すると考えている。また、この垂直/水平力に差異無限智識力を想定した。ここから、様々な適用が考えられ、経済においては、脱資本主義としての差異共存共創経済が提起された。
http://ameblo.jp/renshi/entry-10005127872.html
★いわゆる精神世界に関する批判的考察を行った。不連続的差異論は精神世界を批判的に包摂できる理論であることがわかった。精神世界はメディア界に属するのであり、仏教はこれを超越することを志向していると考えられる。だから、仏教と不連続的差異論は、脱精神世界的であり、イデア界を志向することを説くのである。
http://ameblo.jp/renshi/entry-10005199210.html
★ニーチェとフッサールの哲学は、それぞれ、イデア界に不連続的差異を記述していることを説いた。即ち、前者は絶対的不連続性を、後者は共存的志向性を説いていると考えられる。両者、不連続的差異の相補的記述と言うことができよう。
http://ameblo.jp/renshi/entry-10005207566.html
★近代的二元論の超克としての不連続的差異論が明確に提起された。フッサール現象学の「主観性」は、知即存在、認識即存在であり、超知性体であるということができる。フッサール現象学には、すでに、存在論を内包しているのであり、ハイデガーの存在論は連続論を取り入れているので、フッサールからの後退であり、また、ドゥルーズ&ガタリの理論も、そこから発してるので、やはり、ニーチェやフッサールの不連続性の基盤からは後退しているのでる。不連続的差異論が、ニーチェ/フッサールの不連続性を真に継承して、理論として結晶させたと考えられる。
http://ameblo.jp/renshi/entry-10005375439.html
★一神教と多神教の新たな検討から、一神教が不連続性への志向であり、多神教が共存性や連結性ヘの志向であると考察して、これを経済に適用して、新自由主義は一神教に当たり、それは、脱皮するように、個体差異自由共存経済へと進展すると考えられる。一神教と多神教の相補性があるのである。それは、イデア界の差異の垂直性・不連続性と差異の共存性との相補性である。
http://ameblo.jp/renshi/entry-10005389844.html
http://ameblo.jp/renshi/entry-10005402686.html
★一神教、キリスト教、プロテスタンティズムと資本主義(新自由主義を含めて)との関係を考察した。暫定性は否定できないが、とりあえずの結論である。即ち、資本主義はルネサンスを内包したプロテスタンティズムと結ぶが、しかし、その近代的資本主義は、冷戦終了・グローバリゼーション・新自由主義によって、終焉するのである。ポスト近代主義の新時代となったのである。また、新資本主義は、母胎であったキリスト教も超克していくのであり、経済的自由主義(新自由主義)に対応する政治・社会・文化的自由主義の新構築が現代望まれるのである。
http://ameblo.jp/renshi/entry-10005571646.html
★種子の生長の構造を考察することで、メディア界の形相力(エネルゲイア)、内在・超越論的力が、現象力となっていることを考察した。「種子の場合は、種子のメディア界の超越論的力が、種子の胚芽にも作用しているのであり、その胚芽に水、熱、闇がはたらきかけて、発芽作用を起こすと言えるだろう。」
http://ameblo.jp/renshi/entry-10006107224.html
★現代物理学における4つの力を、イデア界における不連続的差異の即自性=対自性から説明した。即ち、不連続的差異の垂直/水平相補性の力を即自性=対自性の力と考えて、1/4回転の境界ゼロ化によって、4つの力(メディア界の力)が発生することを見た。ここでは、相対性理論が量子力学に包摂されるのである。そして、重力が無限大になる問題は不連続的差異の仮説によって、解消されるのである。理科系と文科系の分離を超えた超統一理論・絶対統一論として不連続的差異論がより明確になったと考えられる。
http://ameblo.jp/renshi/entry-10006254622.html
★ODA ウォッチャーズ氏は、melmaのブログの終了を受けて、『不連続的差異論研究』というブログを立ち上げ、相対性理論等に関する注目すべき重要な論考を行なっている。
http://blog.discontinuousdifference.org/
http://blog.discontinuousdifference.org/?eid=47646
★イデア界=ガウス平面における1/4回転に関して、物理学を含んだ統合的な推論を行なった。
http://ameblo.jp/renshi/entry-10007381240.html
★西欧近代のもつ意味を確認した。近代以前の形而上学的理ないし叡知を断絶して、不連続的差異・特異性であるコギト主義を発動させたのである。しかし、フッサールが説くように主客二元論を帯びてしまったのが近代合理主義である。しかし、必然的にコギト主義は、この近代の枠組を解体するのである。それが、ポストモダン革命であり、ニーチェが震源となっていること等を確認した。
http://ameblo.jp/renshi/entry-10007565272.html
★ODA ウォッチャーズ氏は、toxandoria氏の音楽のクォリアへの言及を受けて、不連続的差異論から、音楽空間を解明している。(sophiologistの直観では、結晶のような洞察で、数学の公式のようである。)
http://blog.discontinuousdifference.org/?eid=79614#sequel
★ODA ウォッチャーズ氏は、大澤真幸氏の「政治的思想空間の現在〈前編〉 相互依存する多文化主義と原理主義」(『世界』2006年2月号)のコンセプトを、不連続的差異論的に発展させて、現代日本の思想空間を明快に解明した。伝統・共同体/モダン・構造主義/ポストモダン・脱構造主義という三幅対を提起して、朝日と読売の共闘によって、日本社会のポストモダン化への移行が現実的になったことを述べている。
http://blog.kaisetsu.org/?eid=291995
http://d.hatena.ne.jp/kaisetsu/20060113
★ODA ウォッチャーズ氏は、メディア界ないしメディアに関する重要な定式化を行なった。即ち、メディアとは、存在と非存在の中間的形式であることから、展開しているのである。これで、現代物理学、宇宙論におけるダークマターやダークエネルギーの問題も、メディア、メディア界によって説明できる目処がついた。
http://blog.discontinuousdifference.org/?eid=117221
http://blog.discontinuousdifference.org/?eid=117790
http://blog.discontinuousdifference.org/?eid=118255
http://blog.discontinuousdifference.org/?eid=119655
http://blog.kaisetsu.org/?eid=314624
★『レンブラントの眼、グリーン版』(toxandoria氏のHPの一つ)の中の「日本思想史の源流」には、不連続的差異論に通じる考察が含まれていると考えられる。
http://www1.odn.ne.jp/rembrandt200306/nihon.htm
★『終の栖』氏から、不連続的差異論に対して、疑義が呈されたので、それに対するコメントをここに引用して、不審に思われる方々への、説明にさせていただきたいと思います。
「初めまして。
不連続的差異論について、簡単にご説明しますと、これは、純粋な科学ではありません。数学と哲学がベースになっている文理統一理論(仮説)で、その証明のために、現代物理学等に準拠します。この理論は、プラトンのイデア論のポストモダン的進展と言うべきもので、今日の物質主義的科学とは全くことなる考え方をもっています。イデアである不連続的差異を前提としています。まだまだ、深化の過程で、思い込みが強かったり、勇み足であったりするところがあるのは、自分でもわかっています。いわば、試行錯誤をしていますので、ご寛容をお願いしたいと思います。なお、この理論(仮説)は、私とODA ウォッチャーズ氏との合作であります。
是非、両方の本拠地のブログをご覧ください。
http://blog.discontinuousdifference.org/』 (2006/02/11 20:29)」
http://d.hatena.ne.jp/entschlafen/20060211/1139617352#cへのコメント
★不連続的差異論に関係する内容を含んでいると思われるサイト(『窮理の一夜漬け』)がありましたので、ここにご紹介します。
http://blog.livedoor.jp/psytex1/archives/50350546.html
http://blog.livedoor.jp/psytex1/archives/50296301.html
http://blog.livedoor.jp/psytex1/archives/50303729.html
★キーワードをわかりやすくして欲しいという要望がありました。以下の記事は、不連続的差異論入門という意図で書いたものですので、わかりやすくなっていると思います。ただし、この理論は、実に簡潔な形をしていますが、ポスト構造主義、数学を中心に、専門的な知識を背景にもっていますので、よく理解したい読者の方々には、是非、専門書をお読みになることをお奨めします。
http://ameblo.jp/renshi/entry-10005195076.html
http://ameblo.jp/renshi/entry-10008051316.html
http://ameblo.jp/renshi/theme-10000462643.html
★以上の初めの二つの記事をここに貼り付けて、不連続的差異論の一般的普及を図りたいと思います。
《不連続的差異論入門
簡単に説明します。
先ず、不連続的差異が多数ないし無数あるイデア界を想定します。
不連続的差異をdで表しますと、
イデア界
d1/d2/d3/・・・/dn
となります。/は境界です。
そして、これが、連結するのがメディア界です。(実は、数学に関係する部分ですが、割愛します。)
メディア界
d1〜d2〜d3〜・・・〜dn
〜はメディア界の連結の記号です。これは、また、ゆらぎも意味するので、メディア界の連結した差異は、多様体となります。あるいは、位相空間となります。
そして、これが、完全に連続化して、同一体を形成します。これが現象界です。
現象界
d1ーd2ーd3ー・・・ーdn
ーは連続化・同一性化の記号です。これが、今、眼にする世界を意味します。
どうですか。実に簡単ですね。これで、森羅万象が説明できるのです。詳しくは、ODAウォッチャーズ氏の『不連続的差異論ノート』と、このブログの「不連続的差異論の誕生」他を見てください。
『不連続的差異論ノート』
http://blog.melma.com/00138706/
「不連続的差異論の誕生」
http://ameblo.jp/renshi/theme-10000271269.html
「不連続的差異論入門講座」
http://www.doblog.com/weblog/myblog/53913?STYPE=1&KEY=117172
p.s. 重要な、イデア界とメディア界の境界(IM境界)について言いませんでした。ここは、d1/d2/・・・/dnとd1〜d2〜・・・〜dnがいわば、融合する領域です。不連続性が、連続化されます。しかし、不連続性と連続性との一致というきわめて、パラドクシカルな事象がここには起きています。図式化すれば、
d1/d2/d3/・・・/dn⇔d1〜d2〜d3〜・・・〜dn
です。不連続でありつつ、また、連続であるのです。おそらく、もっとも、不可思議な事象でしょう。》
http://ameblo.jp/renshi/entry-10005195076.htmlから
_________________________________________________
《不連続的差異論基礎編:その1:記号化する
ここでは、不連続的差異論を直観的にわかるように、記号化したい。精緻な数学的理論化に関しては、『不連続的差異論研究』を参照されたい。
http://blog.discontinuousdifference.org/
イデア界 ◯ないし⊕
↓ ↓ 1/4回転
メディア界 ◑
↓ ↓ 1/4回転
現象界 ●
又は、
イデア界: ○○○○○○○○○○○○○○
↓
メディア界: ◑◑◑◑◑◑◑◑◑◑◑◑◑◑
↓
現象界: ●●●●●●●●●●●●●●
あるいは、
イデア界: ◯|◯|◯|・・・|◯|◯
↓
メディア界: ◑⇔◑⇔◑⇔・・・⇔◑⇔◑
↓
現象界: ●ー●ー●ー・・・ー●ー●
尚、
○はイデア=不連続的差異、
◑はメディア=連続的差異、
●は現象=連続・同一性
を表わす。
また、|は境界、⇔は連続化、ーは、同一化を表わす。注意すべきは、メディア界の◑のサインである。これは、イデア界と現象界の中間であることを表わしている。つまり、不連続性と連続性の相補性がここにあるということになる。これは、陰陽の記号でもいい。
http://www.epochtimes.jp/jp/2005/08/img/m65208.jpg
結局、不連続的差異論は、プラトン哲学の差異論化である。プラトンは、現象・仮象は、イデア界の影であると言ったが、イデア界を○、現象界を●と表記するのは、正に的確である。
p.s. ODA ウォッチャーズ氏の指摘から、以下のようにするのが、一番適切である。
イデア界: ○|○|○|・・・|○|○
↓
メディア界:☯♒☯♒☯♒・・・♒☯♒☯
↓
現象界: ●ー●ー●ー・・・ー●ー●
尚、|は境界、☯は陰陽的相補性、♒は共鳴、ーは、連続・同一性を表す。
又は、
イデア界: ○○○○○○○○○○○○○○○○○
↓
メディア界:☯☯☯☯☯☯☯☯☯☯☯☯☯☯☯☯☯
↓
現象界: ●●●●●●●●●●●●●●●●●》
http://ameblo.jp/renshi/entry-10008051316.htmlから
★不連続的差異論の図式です。
不連続的差異discrete or discontinuous differenceをdd、連続的差異をcontinuous differenceをcdと記号化する。/は、境界であり、≈は、ゼロ度による共鳴・共役性であり、intはintegralの略で、積分である。IM 境界とはイデア/メディア境界で、MP境界とは、メディア/現象境界である。
_______________________
イデア界:
dd1/dd2/・・・/ddn
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
IM境界:
dd1/dd2/・・・/ddn(コスモス)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
cd1≈cd2≈・・・≈cdn
ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー
メディア界:
cd1≈cd2≈・・・≈cdn(カオスモス)
ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー
MP界:
cd1≈cd2≈・・・≈cdn
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
int1ーinte2ー・・・ーint n-1
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
現象界:
int1ーinte2ー・・・ーintn-1(連続的同一性)
_______________________
コメント:個々ののddが特異性・単独性といよりは、ddの総体(dd1/dd2/・・・/ddn)が、特異性・単独性なのではないだろうか。イデア面(イデア/メディア境界におけるイデア界への側面)ないしイデア界の《力》が連続性を解体すると言えよう。この解体が特異性・単独性の「感覚」をもたらすのではないか。
作家がいうコスモスとは、ddの総体のことではないか。また、共感・倫理性も、ここから発するのではないか。
なお、連続的差異cdとは、微分である差異である。
http://d.hatena.ne.jp/antares/20060224
★不連続的差異論に通ずる認識をもつブログの紹介
不連続的差異論の特色は、主に、二つあります。
1)差異を不連続的差異と連続的差異に分類して、前者がイデア界を構成し、後者がメディア界を構成していると仮説していることです。
2)1/4回転することで、ゼロ度が発生して、連結・連続化が生じると仮説していることです。
不連続的差異論に通ずる考え方をしているブログがいくつかあります。ただし、不連続性を明確に主軸にして理論化しているのは、不連続的差異論だけだと思います。
1.ヌース理論オフィシャル・サイト
2.窮理の一夜漬け
http://blog.livedoor.jp/psytex1/
3.現代物理と仏教を考えるページ
http://www6.ocn.ne.jp/~kishi123/index.html
4.レンブラントの眼グリーン版の「日本思想史の源流」
http://www1.odn.ne.jp/rembrandt200306/
5.「いき」の構造(最近更新がないのが残念です)
★ヌース理論は、対称性の論理によるイデア論、数学、量子力学を統一した理論である。しかし、今、見るところでは、差異=微分の前提に立った理論であると思われる。これは、ほぼ、不連続的差異論のメディア/現象境界の理論に当たるように思える。しかし、連続的差異を前提にしているため、連続性・同一性の陥穽に陥っているように思える。もっとも、周到な対称性による統一理論への営為は認めなくてはならない。その大胆な理論化は、不連続的差異論のさらなる構築へのヒントを含んでいると考えられる。
http://ameblo.jp/renshi/entry-10009479087.html
★メディア界・メディア空間に関して、3層性の解明を行なった。即ち、
1.イデア/メディア境界
2.メディア界
3.メディア/現象境界
の3層性を、それぞれ、特異性、相補性、同一性と把捉し、それらが、併存している領域・空間であることを提示した。また、1のイデア/メディア境界=特異性が基層となっているのである。この解明によって、ポストモダン理論が新たに定義されることになったのである。結果、ポストモダン理論を新構築したことになった。
http://ameblo.jp/renshi/entry-10009553631.html
★ヌース理論を提唱されている半田広宣氏との生産・創造的な理論的交換を行なう。ヌース理論が、不連続的差異論と共通する世界観を目指しているのがわかった。
http://d.hatena.ne.jp/sophiologist/20060303
http://ameblo.jp/renshi/entry-10009670169.html
★記号化の変更(現象界の同一性を*で表現する)
イデア界:dd1/dd2/・・・/ddn
メディア界:dd1☯dd2☯・・・☯ddn
現象界:dd1*dd2*・・・*ddn
http://ameblo.jp/renshi/entry-10009744456.html
★不連続的差異論を簡潔に表記する。これが一番平明であると思われる。
イデア界:差異1/差異2/・・・/差異n
メディア界:差異1☯差異2☯・・・☯差異n
現象界:差異1=差異2=・・・=差異n
尚、差異は不連続的差異の略であり、/は境界、特異性や単独性を、☯は相補性を、=は同一性を表す。
★「同一性、ルサンチマン、近代的自我:同一性構造と差異的他者:特異性・不連続的差異進化へ向けて」というタイトルで、差異と同一性の問題を論じ、同一性の構造とルサンチマンと近代的自我との一致を考察し、また、それが、ユダヤ・キリスト教的西洋文明の帰結であることを見た。そして、不連続的差異によるミクロコスモスの世界文明への進化を説いた。
http://d.hatena.ne.jp/sophiologist/20060311
http://ameblo.jp/renshi/entry-10009973871.html
★同一性構造とメディア界との関係について思索していたが、一つの作業仮説として、これまで、現象界の発生を二つの1/4回転から考えていたが、三つの1/4回転によると考えるべきであるということになった。つまり、差異・他者を排除する同一性構造(自我)とは、三回目の1/4回転によると考えた方が、整合的である。なぜなら、2つ目の1/4回転で、メディア/現象境界が発生するが、それは、メディア界(差異)と現象界(同一性)の両義性をもつのであり、差異を排除する純粋な同一性構造(自我)ではないのであるからである。
簡単に図式化する。
Aイデア界B/Cメディア界D/E現象界F
第1の1/4回転 Aイデア界B
第2の1/4回転 Cメディア界D
第3の1/4回転 E現象界F
http://ameblo.jp/renshi/entry-10010406893.html
http://d.hatena.ne.jp/antares/20060321
★不連続的差異論の新たな図式化を行なった。
イデア界:差異1⊕差異2⊕・・・⊕差異n
メディア界:差異1☯差異2☯・・・☯差異n
現象界:差異1╬差異2╬・・・╬差異n
尚、╬の記号は、時空四次元を生む同一性化を意味する。
http://ameblo.jp/renshi/entry-10010556524.html
★ヌース理論と不連続的差異論との対応に関する、半田広宣氏の鋭敏な説明があり、それに対して、sophiologistが意見を述べた。以下が半田氏の図式であるが、→の箇所はsophiologistの考えの付加である。
http://ameblo.jp/renshi/entry-10010622804.html
1、現象界(NOS*、NOOS*)………子(想像界)→象徴界
2、メディア界(NOS*、NOOS*、NOS、NOOS)………聖霊(現実界)→想像界
3、イデア界(NOOS、NOS)………父(象徴界)→現実界(実在界)
★不連続的差異論を理解するための、あるいは、イデア論的思考のための文献リスト(哲学・思想関係)を作成した。
http://d.hatena.ne.jp/sophiologist/20060328
http://ameblo.jp/renshi/entry-10010635053.html
尚、以下が第3版です。
http://d.hatena.ne.jp/sophiologist/20060331
★連続化されるイデアについて考察して、ポスト量子力学、ポスト大乗仏教という立場に達した。p.s. 勿論、一私案・一試案である。
http://ameblo.jp/renshi/entry-10011342194.html
★toxandria氏の「[情報の評価]『1439年、東西統一公会議』の現代的意味(1)」
http://d.hatena.ne.jp/toxandoria/20060414/p1
という論考を受けて、ODA ウォッチャーズ氏が、以下の論考を提出した。それは、toxandria氏が上記の論考の中で言及されている
西洋文明における視覚優位性に対する、不連続的差異論のメディア界における差異の共立である諸感覚の共立という考えを提示したものである。
「人間の存在認識の多様性と(不連続的差異論上の)メデイア界について」『海舌』
http://blog.kaisetsu.org/?eid=363490
http://blog.discontinuousdifference.org/?eid=223622
★上記のODA ウォッチャーズ氏の刺激的な論考を受けて、sophiologistが、以下の論考を書いた。
「差異の共立とは何か:東西文明統一とパラモダン・コスモス超文明/新ヘレニズムの誕生」
これは、西洋文化・文明の視覚優位性を、差異と同一性の観点から解明する試論である。
http://ameblo.jp/renshi/entry-10011469154.html
http://d.hatena.ne.jp/sophiologist/20060418
★先に、プラトン哲学とアリストテレス哲学の統一を述べたが、その構成を訂正することとなった。
即ち、
イデア界(イデア潜在態)/メディア界(デュナミス→エネルゲイア)/現象界(エンテレケイア)
となる。
http://ameblo.jp/renshi/entry-10013458900.html
★不連続的差異論が発展して、NEW PLATONIC SYNERGY THEORY という名称を使用することになった。
即ち、差異共振シナジーのもつ意味を、明確にした理論である。
http://main.platonicsynergy.org/
http://www.doblog.com/weblog/myblog/53913/2620535#2620535
★ヌース理論が、きわめて問題の多い、似非理論であることが判明した。
http://www.doblog.com/weblog/myblog/53913?TYPE=1&genreid=142991